IAEAのチェルノブイリ報告書から放射能の分布を示す図を転載します。 放射能の分布は、1986年4月26日から5月4日までの9日間の風向きで説明できる。 放射能は2000キロを超えてヨーロッパ全土に広がった。 チェルノブイリ近傍でも放射能は複雑な分布をする。 1995年の時点で、555 kBq/m2内に19万人、185 kBq/m2内に77万人、37 kBq/m2内に515万人が住んでいた。 フクシマと比較するためには、ベクレルをシーベルトに換算しないとならない。1 uSv/h = 760 kBq/m2 だと聞いたが、ほんとに正しいかどうかよくわからない(どなたか教えてください)。この式を仮定した場合の考察は別エントリですでに行った。 この式を仮定すると、上から三つ目の近傍図のもっとも赤いところ(1480 kBq/m2)が 1.9 uSv/h になる。下のフクシマの地図で黄色線で囲んだ範囲