南関東に広く分布し、2007年に起きた渋谷の温泉施設において爆発事故も地下のガスの噴出が原因とみられている。 また2010年には千葉県大多喜町の勝浦警察署大多喜幹部交番で、警察官のライターの火に引火し、警官がやけどを負うけがをしている。 南関東は巨大なメタンガスの溶けた水の上に砂と土をかぶせた状態になっているのである。 地下の圧力でメタンガスは水に溶けた状態になっているが、地上ではそれが一気に気化することになる。 1923年に発生した関東大震災では南関東ガス田から遊離したガスに引火したことにより大規模な火災が発生したという説がある。 首都直下地震によって、南関東ガス田のガスが遊離して火災を引き起こす可能性を政府は想定しているのであろうか? ネット上の検索では「南関東ガス田」と「首都直下地震」の防災対策を結びつけるような資料は公開されていないようである。 「南関東ガス田」の検索結果 4月6日