http://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー (2013年09月14日) 福島原発訴訟で不起訴処分 検察は本当に捜査を尽くしたのか 福島の住民らが東京電力の役員ら42人を相手どり、東京電力福島第一発電所の事故の刑事責任を問うていた事件で、東京地検は9月9日、不起訴処分を決定したが、検察は本気で捜査を行ったのだろうか。 記者会見した稲川龍也東京地検次席検事は十分な捜査を行った結果、嫌疑無し、もしくは嫌疑不十分で、起訴には至らなかったことを繰り返し強調した。 しかし、「十分な捜査」の中身を問われると、一貫して「捜査の内容は明らかにできない」と答えるにとどまり、なぜ強制捜査を行わなかったのか、現場検証は行われたのか、何人の捜査員が投入されたのか、何人の参考人から話を聞いたのか、どのような専門家から意見を聞いたのか、などの質問には、一切答えなかった。 また、今