県と一関市は23日、出荷前の放射性物質検査が義務づけられた同市旧磐清水村地区の大豆約220キロ・グラムが、未検査のまま昨年12月に出荷されていたと発表した。市は12月27日に、県は1月6日に事態を把握しながら公表していなかった。大豆は回収済みの5キロ・グラムを除き消費者に渡っている可能性が高いが、同地区の他の大豆は国の基準値(1キロ・グラム当たり100ベクレル)を下回っており、市は「安全性は問題ないと推測される」としている。 同地区で栽培された大豆は、2012年産の1袋から国の基準値を超える放射性物質が検出されたため、昨年1月に国の出荷制限を受け、出荷前の全袋検査が義務づけられた。 発表などによると、昨年12月上旬、同地区に畑を持つ農家1戸が検査前に出荷の可否を市千厩支所に問い合わせたところ、対応した職員が農家の住所と畑のある場所を混同し、「出荷可能」と回答。この農家は8袋197キロ・グラ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く