住友不動産(東京都新宿区)が2003年に販売した横浜市西区の11階建てマンションで、建物を支える杭が規定に反して強固な地盤に到達しておらず、建物が傾いていることがわかった。同社は「安全だと言い切れない」と判断し、住民に仮住居への転居を要請。補強や建て替えの検討を始めた。 問題になっているのは、同区宮ケ谷の「パークスクエア三ツ沢公園」。6棟約260戸のマンションで、熊谷組が施工し、住友不動産が販売した。 住民で作る管理組合によると、6棟のうち2棟をつなぐ渡り廊下に「ずれ」が見つかったが、住友側が当初は「問題ない」としたため、住民側が1級建築士に依頼。古い地形を調べて設計図と照合したところ、杭が旧地形の地表に届いていない可能性が浮かんだ。 住民の要請で住友側はボーリング調査を実施。4月になって、約60戸が入る1棟の杭の長さが不足し、強固な地盤部分まで到達していない可能性が高いと判明した。体感は
難病の兄チャーリー(中央)を救うため、ジェイミー(右)は体外受精で白血球の型が選ばれ誕生した。ジェイミーの血液を作る細胞が移植され、チャーリーは元気に。第2子の妹エミリー(左)も両親も型が合わず、細胞を提供しなかった=竹石涼子撮影 長男が生まれつきの難病、新聞記事にすがる 英国ロンドンから列車で2時間の農村で電気関係の仕事をするジェイソン(43)と妻ミシェル(42)は「救世主きょうだい」をつくる道を選んだ。 長男チャーリー(15)は生後8週で、赤血球が作れない難病と診断された。命にかかわる重い病気だった。生まれたときから顔色が悪く、弱々しかった。 毎週のように病院に通い、輸血を受けた。毎晩、副作用を抑える注射が必要だった。有効な治療法は骨髄移植。 しかし、両親も3歳下の妹エミリーも、移植に適した白血球の型ではなかった。 「僕のこと嫌いなの?」 チャーリーは毎晩、注射の時間になるとテーブルの
東京電力福島第一原発事故の除染にかかる費用に関して、環境省は9日、栃木、宮城両県の2市2町について、国の支援を拡大すると明らかにした。2市2町は、費用を国が全額出す福島県に隣接しており、「放射線量がさほど変わらないのに、県境をまたぐだけで支援が違うのは不公平だ」などと不満の声を上げていた。 環境省の井上信治副大臣がこの日、宇都宮市で発表した。新たに国費支出の対象になるのは、宮城県の白石市と丸森町、栃木県の那須塩原市と那須町。一定の条件を満たす住宅敷地の表土のはぎ取りの費用について市町村が負担した分を、総務省の震災復興特別交付税で支援する。すでに行われた分も、さかのぼって交付するという。(奥村輝)
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