この薬は吸入用の気管支喘息治療薬と呼ばれるもので、大きく分けて3種類あります。 1:交感神経刺激剤・気管支をひろげて呼吸を楽にする吸入薬です。中程度発作(苦しくて横になれない歩行・会話困難)では有効ですが、重症発作時(呼吸困難のため歩行不能・会話困難)ではほとんど無効です。 2:抗コリン剤・気管支をひろげて喘息の発作を予防する吸入薬です。 3:副腎皮貫ホルモン剤・炎症を抑えて喘息発作を予防する吸入薬です。 また、吸入剤は、少量の薬を肺・気道に直接作用させるので、全身への影響も少なく内服薬に比べて安全な治療が期待できます。 2.正しい使い方 1.吸入口に異物がない事を確かめます。 2.容器をよく振ります。 3.容器を正しく持ち、吸入口を唇から指2本分(約4CM)離して構えます。 (小児の場合は、容器を口にくわえます。) 4.息を普通に吐き出します。 5.息を吸い始めると同時にひと押しし、口を