ニコシア中心部にある、分割・整理が決まった「ライキ銀行」の支店では、店舗に入る順番をめぐって押し合いも起きた=喜田尚撮影 【ニコシア=喜田尚】欧州連合(EU)からの金融支援をめぐって混乱が続くキプロスで28日、休業を続けてきた銀行が13日ぶりに営業を再開した。預金者の不安から資金が大量に流出するのを防ぐため、当面は預金引き出しや海外送金などが制限される。 ロイター通信によると、キプロス中央銀行には前日、再開に備えて武装警官による厳重警戒の中、欧州中央銀行(ECB)から大量の現金が運び込まれた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事現金しか信じられない 銀行休業続くキプロス(3/28)キプロス議会、銀行分割案を可決 預金への課税も再審議(3/23)キプロ