フォアグラの次はフカヒレ禁止=食文化差別と反発−米カリフォルニア州 フォアグラの次はフカヒレ禁止=食文化差別と反発−米カリフォルニア州 フカヒレ禁止令を2013年7月に控えた中華街=17日、米サンフランシスコ(時事) 【サンフランシスコ時事】米カリフォルニア州で2013年7月1日、中華スープなどに使われる高級食材フカヒレの所持・販売がハワイ州などに続き全面的に禁じられる。フランス料理などで使われる世界三大珍味の一つフォアグラの「禁止令」に続く措置。ニューヨークと並ぶ美食都市サンフランシスコでは中国系NPOが「特定食文化を狙い撃ちにした差別」と訴え、施行差し止めを求め提訴するなど反発が広がっている。 州当局によると、禁止令は飲食店と小売店で12年1月1日時点の在庫利用を1年半猶予した上で、7月からは家庭内消費も対象とする。違反者には罰金1000ドル(約8万円)、最長禁錮6月を科す厳格規制だ