8/31のブログ:産後のケア 乳腺炎に牛蒡子(ごぼうし)の中で、断乳の際にも牛蒡子が使えることを一言添えましたら、そちらのついても問い合わせが来ましたので、詳しくご説明したいと思います。 断乳の時期はひとにより異なります。 ◎ 時期を決めて断乳させる ◎ おっぱいが出なくなってきたので、卒乳してもらう おっぱいケアは大切です。次の妊娠時の授乳の準備だけではなく、しこりが残った状態が続くことはご自分の身体にやさしいことではないからです。 断乳の際の母乳の絞り方については、詳しい説明があるサイトがありますので割愛しまして、私からは”しこり”や”乳腺炎様症状”が出た時のケアについて、ご説明致します。 適切な母乳の絞り方をしても、やはり子供が飲んでくれる時とは異なります。しこりが”痛み”を伴うようになりましたら、『牛蒡子(ごぼうし)』の出番です。 早めの服用が効果的 しこりに、”痛み”や”熱感”も
ゴボウの種、漢方では牛蒡子(ごぼうし)といい、昔から解毒の民間薬として風邪に、皮膚疾患に国内外問わず使われてきました。日本には古来、中国から農作物として渡来したといわれています。そんな古くからある民間薬の『ごぼうの種』が新たに注目を集めています。 ゴボウの種のお話 「ごぼうのタネ」ってご存知のかたいらっしゃいますか? あのお野菜のごぼうの、タネです。見た目はまんま、タネらしいタネというのはおかしな表現ですが、まさしくそんな感じのこげ茶色~クロ色の米粒大のタネです。実は、ごぼうを食べるのは日本と韓国ぐらいだそうです。中国にもありますが、漢方薬として使われています。 ごぼうの種子を、漢方では「牛蒡子(ごぼうし)」と言います。 牛蒡子は国内外を問わず解毒の民間薬として感染症や慢性皮膚炎に活用されています。その成分には消炎、解毒、排膿などの作用があります。解熱、解毒などの作用があるので、風邪くすり
牛蒡子(ごぼうし) 牛蒡の子と書いて、”ごぼうし”と読みます。私たちが食卓で食べるゴボウの種のことです。 牛蒡子は、日本では2つの使われ方があります。1つは、漢方薬の原料の生薬(しょうやく)として。例えば、「駆風解毒湯(くふうげどくとう)」「柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)」などの感冒や咽頭炎を治す処方に配合されております。 もう1つの使われ方は、民間療法として母乳育児の際になりやすい”乳腺炎”によく使われてきた歴史があります。 出産後、乳腺炎になやまされる女性は多いです。その時に、助産師さんや母親、お祖母様に牛蒡子の存在を教えてもらった方(現在ではネットでも)が多いことでしょう。つまり口承伝達で受け継がれてきた使われ方です。 ところが、牛蒡の根は食品として生鮮食品売り場で一般的に見かけますが、種になりますと医薬品になるため、どこにでも売っている訳ではありません。医薬品の販売が許可されてお
日本産科婦人科学会専門医、婦人科腫瘍専門医、細胞診専門医、がん治療認定医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医で、現在は藤東クリニック院長... 監修記事一覧へ 授乳タイムは赤ちゃんとの幸せな時間ですよね。ただ、「おっぱいにしこりができて痛い」「しこりが取れない」といった乳腺炎のような症状に悩むママも少なくありません。 今回は、乳腺炎によるしこりや詰まりの原因と対処法についてまとめました。 授乳中、おっぱいのしこりが痛い!乳腺炎とは? 授乳中におっぱいを触るとなんだか、ごりごり…しこりのようなものがある、ということがあるかもしれません。放っておくと乳腺炎になったり、すでに乳腺炎を発症していたりする可能性があります。 乳腺炎は主に、授乳の回数や頻度の少なさ、母乳の過剰分泌、ママのストレス・疲労などが原因で引き起こされます(※1)。
日本産科婦人科学会専門医、婦人科腫瘍専門医、細胞診専門医、がん治療認定医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医で、現在は藤東クリニック院長... 監修記事一覧へ 授乳中は、赤ちゃんへの影響を考えて、アルコールや薬の服用には気をつけていますよね。それでは、授乳中におやつやお菓子を食べることは母乳の質や量に関係があるのでしょうか。 今回は、授乳中でも食べられるおすすめのおやつやお菓子などをご紹介します。 授乳中におやつやお菓子を間食してもいいの? 授乳中はカロリーを消費するのでとにかくお腹が空きます。1日3食だけでは足りず、おやつやお菓子に手が伸びてしまうこともありますよね。ママと赤ちゃんのためにしっかり栄養補給するのは大事なので、おやつやお菓子を間食することは全く問題ありません。 以前は、糖分や脂質の多いお菓子などを食べるとおっぱ
日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 監修記事一覧へ 赤ちゃんに授乳しているときに、「なんだか乳首あたりが痛いなあ」と感じたことはありませんか?もし乳首あたりに白いにきびのようなものができていれば、それは「乳口炎」かもしれません。授乳中のママに起こりやすいおっぱいトラブルは、できるだけ早めに対処することで、その後の経過もよくなります。今回は乳口炎について、原因や症状、治療方法、対処法についてご紹介します。 乳口炎とは?乳頭に炎症が起きる? 乳首にある母乳の出口(乳口)が炎症を起こした状態を、乳口炎と呼びます。乳首の先に「白斑」と呼ばれる1~2mmくらいの白いにきびのようなものができて、母乳の出口を塞いでしまいます。ときには
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