東日本大震災から11日で1年半がたちますが、福島県から新潟県に避難している子どもの多くが今も心理的な不調を訴え、ふるさとに戻りたいという子どもも40%に上ることが分かり、調査を行った教師は、「子どもたちは時間がたって順応しているように見えるが周囲の助けが必要だ」と訴えています。 この調査は、福島県伊達市から新潟県刈羽村の中学校に異動した武田秀司教諭が、長期化する避難生活の影響を調べようと福島県から新潟県に避難した小学生と中学生合わせて80人を対象にアンケート形式で行いました。 現在の状況についての質問には、「とってもいらいらする」が15人、「頭がよくいたくなる」が14人、「よく眠れない」が13人など、震災から1年以上たっても、多くの子どもが心理的な不調を訴えていることが分かりました。 また、「今、一番したいこと」という質問には40%に当たる32人が「早く福島に帰りたい」と答え、新潟県での生
関連トピックス原子力発電所 下河辺和彦会長は、朝日新聞とのインタビューで、柏崎刈羽原発を来年4月から順次再稼働させる再建計画の実現性について、「ハードルが高い」との認識を示した。東電が今年1月に政府へ提出したストレステスト(耐性評価)の報告書に多数の誤記があったことで準備が遅れていることに加え、「地元の積極的な同意を受けて初めて、稼働問題を考える段階に立つことができる」と、慎重な姿勢を強調した。 再稼働が遅れれば、火力の燃料費がかさみ再建計画の根幹が揺らぐ。ただ、再稼働や電気料金の値上げの遅れで収支計画がずれても「(穴埋めのための)再値上げは簡単ではない」との見方を示した上で、「社外取締役の力を借りてアクションプランを作り、人件費も聖域とせず、合理化の金額を積み増す」とした。 柏崎刈羽原発よりも再稼働が難しい福島第一原発の5、6号機や第二原発(4基)については、「(廃炉にするかどうか
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