原発ゼロをめざす「脱原発文学者の会」が9日、東京都千代田区で第1回会合を開き発足しました。会の呼びかけ人は、作家の加賀乙彦さん、佐藤洋二郎さん、宮内勝典さん、森詠さん、文芸評論家の川村湊さんです。 NPO法人「原子力資料情報室」の共同代表・西尾漠さんが原発をめぐる現状を報告。持続的な運動が必要だと語りました。 会の今後の活動について加賀乙彦さんは、戦争の経験を述べながら「原発事故後の福島を見ていると、広島、長崎の被爆を思い出した」と述べ、大飯原発の再稼働について「大変な怒りの感情が自分の中で湧き起こるのを感じた」と政府の政策を批判しました。 宮内勝典さんは「いままで、団体で発言することに加わってこなかった。今回は、文学者も様々な形で原発に反対すべきだ」と述べました。 森詠さんが今後の会の活動について、「脱原発とエネルギー転換」、「脱原発社会と国のカタチ」などをテーマとした討論をする場を定期