前回は、ハンガリー大使館のシェフお手製のクリスマス菓子「ベイグリ」をご紹介したが、実はこのお菓子を食べられる場所が東京にある。1858年にハンガリーの首都ブダペストに創業した老舗カフェ「ジェルボー」の東京店だ。 しかも「ジェルボー」はクリスマスと深い関係があるらしい。ハンガリー大使館の探検でも政府観光局でも、クリスマスといえば「ジェルボー」の名前が挙がったからだ。そこで早速このカフェの海外1号店であるという表参道の「ジェルボー 東京本店」に足を運んだ。 東京本店の店頭には様々なケーキが並んだガラスケースがある。日本オリジナルのケーキもあるが、ブダペストの本店のレシピで作られたケーキも並ぶ。あのベイグリもあった。 ベイグリを知らない人でも気軽に手に取れるよう日本向けにサイズを小さくしたものだといい、確かに大使館で見たものよりかなり小ぶりで一般的なサイズの羊羹ほどの大きさだ。