TOP アメリカの新しい心理療法(マインドフルネス心理療法)目次 第2章 弁証法的行動療法(DBT) (書籍紹介) 第2章の執筆者:Clive J. Robins、Henry Schmidt Ⅲ、Marsha M. Linehan 第2章は、弁証法的行動療法(DBT)である。薬物乱用者や自殺未遂を繰り返す重症の「うつ病」、境界性人格障害など(ほかの適応症は、最後に)患者に適用される。 ここでも、アクセプタンス、マインドフルネスは、重要な用語であるから、ここに再録しておく。 アクセプタンス=与えられているもの(感情、思考、症状、身体感覚など)、「今、ここ」で経験しているものを、判断を介さず受け取ること。(36頁) マインドフルネス=「マインドフルネスの状態とは「ある特定の仕方で注意を払うこと、つまり、目的にそって、当該時点において、無評価的に注意を払うこと」を含むものである」(186頁