米国では、大学の大規模オンライン講座「MOOCs(ムークス)」が人気を博しており、世界でも急速に広がりをみせている。スイスでは連邦工科大学ローザンヌ校(ETHL/EPFL)を筆頭にいくつかの大学で試みが始まっているが、これは新しいマーケティング戦略だとの批判もある。 MOOCsはMassive Open Online Coursesの略語で、インターネットがあれば世界中のどこからでも受講できるのが特徴。昨年は高等教育で取り入れるところが増え、オンライン講座は爆発的に広がった。 MOOCsはCoursera(コーセラ)やUdacity(ユーダシティ)などのプラットフォーム・プロバイダーで提供されており、こうしたプロバイダーに参加する世界の有名大学が急増している。また、edX(エデックス)やFuturelearn(フューチャーラーン)といった独自のプラットフォームを設立する大学も現れた。 連邦