日常で見落としがちな出来事や話題のニュースを独自の視点でお届けするウェブメディア『grape』や、インバウンド向けメディア『grape Japan』を運営しています。 詳しくはこちら
夏の風物詩、ブドウ・・・。「デラウエア」のような小さいブドウや、あるいは、「巨峰」「ピオーネ」のような、粒の大きい、紫色のブドウ、もしくは、「マスカットオブアレキサンドリア」のような、緑白色で、高級感のあるブドウ・・・ブドウにはいろいろな形、色があります。 ブドウの品種は、現在、苗木が流通しているものだけで150品種もあります。これらは、すべて生食用、すなわち、収穫後にそのまま食べられるものがほとんどです。日本のブドウ栽培面積は、約20,000haあり、ウンシュウミカン(約60,000ha)リンゴ(約45,000ha)、クリ(約25,000ha)、カキ(約23,000ha)、に次ぐ5番目に面積の多い果樹です。神奈川県の栽培面積は80haほどです。 世界的には、ブドウはワイン用品種がほとんどです。ちなみに、世界最大のワイン生産国は、スペイン(120万ha)で、これに次ぐのがイタリア(92万h
※アーカイブの成果情報は、発表されてから年数が経っており、情報が古くなっております。 同一分野の研究については、なるべく新しい情報を検索ください。 要約 新品種「シャインマスカット」は、「ブドウ安芸津21号」(「スチューベン」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」)に「白南」を交雑して育成した大粒で食味良好な二倍体のブドウである。果皮色は黄緑色で、肉質が崩壊性で硬く、マスカット香を呈する。 キーワード:ブドウ、マスカット、新品種、種なし 担当:果樹研・ブドウ・カキ研究部・育種研究室 連絡先:成果情報のお問い合わせ 区分:果樹・育種 分類:技術・普及 背景・ねらい わが国におけるブドウは、「巨峰」、「ピオーネ」等大粒品種の消費が伸びており、種なしブドウに対する要求も大きい。ブドウ生産を維持・発展させるためには、より食味が優れ、種なし果実の生産できる大粒ブドウの育成が必要である。特に、アメリ
シャインマスカット シャインマスカット (Shine Muscat) は、日本の農林水産省が所管する農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)によって育種・登録された広島生まれの[出典 1]ブドウの栽培品種[出典 2]。命名登録番号は「ぶどう農林21号」[出典 3]。 近年人気が急拡大しており[出典 4]、日本園芸農業協同組合連合会の統計によるとシャインマスカットの栽培面積は、2022年に1797ヘクタールにまで広がり[9]、ついに国内の主要品種であった巨峰(1621 ha)やデラウェア(1627 ha)を抜き、トップに躍り出たとされる[出典 5]。 「皮ごと食べられる」「種なし」「大粒」「高糖度」という特徴を持つ、高級ぶどうの火付け役となり[出典 6]、日本中に、海外にもぶどうファンを増やした[18]。2023年頃から"ぶどうの女王"と呼ばれるようになった[出典 7]。 広島県東広島市安
ブドウ果実の断面図 葉は両側に切れ込みのある15 - 20センチメートルほどの大きさで、穂状の花をつける。野生種は雌雄異株であるが、栽培ブドウは1つの花におしべとめしべがあり、自家受粉する自家結実性であるため、他の木がなくとも1本で実をつける。果実は果柄(かへい)を通じて房状になり[4]、果皮は緑色または濃紫色で、内部(果肉)は淡緑色である。果皮についている白い粉状のものはブルームとよばれる蝋物質で、水分の蒸発を防ぐために実から自然に出てくる[1]。 主に熟した果実を食用とするが、果実は子房が肥大化した、いわゆる真果である。外果皮が果皮となり、中果皮と内果皮は果肉となる。果実のタイプとしては漿果に属する。大きさは2 - 8センチメートル程度の物が一般的である。ブドウの果実は枝に近い部分から熟していくため、房の上の部分ほど甘みが強くなり、房の下に行くに従い甘味も弱くなる。皮の紫色は主にポリフ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く