不動産売買、賃貸、管理などを手がける大京穴吹不動産(本社:渋谷区)と沖縄県で複数のホテルを展開するかりゆし(本社:那覇市)は、それぞれが沖縄県で手がけている空き家を利用した事業において、業務提携を進めるための覚書を4月22日に締結した。 大京穴吹不動産は分譲マンションの空き室をオーナーからサブリースし、ホテルのような形式で賃貸する「大京バケーションレンタル事業」を、沖縄県で2015年3月に開始した。宿泊者と同社との間で定期借家契約を締結する仕組みだ。一方、沖縄県でホテル事業を手掛けるかりゆしは、ビルや1棟単位のマンション、アパート、一戸建ての空室を、オーナーに代わって旅行客に提供する「かりゆしコンドミニアムリゾート事業」を15年1月にスタートしている。建物のオーナーが旅館業の営業許可を取得し、かりゆしが販売代理者として客室を販売する事業だ。 いずれも長期滞在する旅行客に対して空き家を宿泊場
![沖縄県の空き家ビジネスで業務提携、大京穴吹不動産とかりゆし](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e8fcd1bbddcb08209b59c83172a99fb0e3ee7581/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fproject.nikkeibp.co.jp%2Fatclppp%2F15%2F433782%2F050100033%2Ftop.jpg)