休日に訪れた福岡市西区のショッピングモールで、斬新なアート作品のようなTシャツやバッグ、陶器、木のおもちゃなどを売っている店を見つけた。聞けば、全国の障害者施設13カ所から厳選して取り寄せた75種類約1500点の商品を取り扱っているそうだ。 店は「木の葉モール 橋本」1階の「M&M slow」。作品の独創的で明るいパワーに魅力を感じたオーナーの森田英義さん(46)が4月にオープンさせた。森田さんは「一般の商業施設で障害者アートを常設販売する店は全国初。こんなに心揺さぶられる商品は他にない」と話す。 障害者の芸術活動は「エイブル・アート(可能性の芸術)」などとして注目されており、同店は作品を「売れるかどうか」を基準に仕入れて品質を保つ。作品を納める同市南区の「工房まる」の樋口龍二代表理事(37)は「やっとこういう時代が来た。障害者アートを仕事に変えたい」と意気込む。 私も試しに派手なロゴが入