東日本大震災の発生を受けてスタートしたプロジェクトや記録活動、美術作品を紹介する企画展『3.11とアーティスト:進行形の記録』が、10月13日から茨城・水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。 同展で紹介される活動は、実家のある陸前高田で津波に流された当地の状況を撮り続けている畠山直哉の写真シリーズ『陸前高田』や、ヤノベケンジが放射線による健康被害の危険性ため外で遊べない子どもたちも楽しむことができる展示とワークショップを行った『トらやんの方舟計画』、瓦礫・ヘドロ撤去などの作業を過酷な現場でもユーモアを忘れず作業に勤しめるように創意工夫をこらしたタノタイガによるボランティア活動『タノンティア』など。約30のアーティストによる取り組みを振り返ることができる。 会期中には、展覧会を通じて感じたことを、自分の言葉にして対話していく場や、手を動かして表現していくワークショップなど、子供から大人ま