看板の付け替えへ準備が進むロビンソン春日部店客から寄せられたロビンソンへのメッセージ=春日部市粕壁東2丁目のロビンソン春日部店 【今井由紀子】東武鉄道春日部駅の“顔”だった百貨店「ロビンソン春日部店」が、3月1日に「西武春日部店」に生まれ変わる。米国の地方百貨店との提携で生まれた横文字の屋号に、別れを惜しむ声も寄せられている。 ロビンソンは元々、米・西海岸の百貨店。タイにも同名のデパートがあり、スピッツのヒット曲「ロビンソン」は、これが由来になったといわれる。日本ではイトーヨーカ堂(当時)が提携し、春日部店は第1号店として1985年11月に開店。2009年に同じ系列の「そごう・西武」と合併したあとも屋号はそのままだった。 「西武」への移行について、同店は「より上質感のあるサービスを提供するため」と説明。ポイントカードをそごう、西武と統一し、地階食品フロアは「デパ地下ならではの品ぞろえ