長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察や自衛隊などは山頂付近で救助活動を進めた結果、心肺停止になっている31人の登山者らを確認し、このうち4人を順次ふもとに搬送しています。 警察や自衛隊は28日の救助活動を中断し、29日再開することにしています。 御嶽山の噴火で、警察や消防それに自衛隊は、合わせて550人の態勢で山頂付近で救助活動を進めました。 その結果、警察によりますと、救助に入った警察官などが、山頂付近の登山道や山小屋の周辺で心肺停止になっている31人の登山者らを確認しました。 このうち、4人については、午後6時すぎから順次山のふもとにある小学校だった校舎に搬送しています。 ほかの人たちについては、どのように搬送するか検討するとしています。 警察や自衛隊は硫黄の臭いが強いことなどから、救助活動を中断し、29日再開することにしています。警察などは、ほかにも安否の確認ができない人がいな