トルコのエルドアン政権は、今月20日、インターネットのツイッターを遮断する措置を取り、国の内外で波紋が広がっています。 民主化が進み、著しい経済発展を遂げてきたトルコ。 親日国としても知られ、去年は安倍総理大臣が2度トルコを訪問して注目が集まりました。 そのトルコで、なぜ民主化に逆行するような動きが出ているのか、その背景と今後の見通しについて、トルコを取材しているカイロ支局の西河篤俊記者が解説します。 ツイッター遮断の衝撃 始まりは、今月20日、西部ブルサで、エルドアン首相が行った演説でした。 この中で、エルドアン首相は、「ツイッターを根絶やしにする。国際社会がなんと言おうが構わない」と述べ、ツイッターを遮断する考えを明らかにしました。 その数時間後から、トルコでは実際にツイッターが接続できない状態となりました。 これに対し、国内外からの反発が一気に高まりました。 同盟国アメリ
![NHK NEWS WEB トルコ ツイッター遮断の波紋](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ced9f8fed99fcce3a81c6eb37a238fb2634c4e7/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fweb_tokushu%2Fstill%2F0326_turkey_02_erdogan.jpg)