東京電力福島第一原子力発電所3号機で、22日午前、使用済み燃料プールの脇にあった重さ470キロの鉄骨が、誤ってプールに落ちるトラブルがありました。 東京電力によりますと、プールに設置している線量計の値などに変化はなく、冷却も問題なくできているということですが、原子力規制庁は重大な作業ミスだとして、手順などに問題がなかったか調べています。 22日午前11時すぎ、福島第一原発3号機の使用済み燃料プールで、大型のクレーンを使ってがれきを撤去する作業を行っていたところ、プール脇にあった鉄骨にクレーンの先端部分が当たり、鉄骨が誤ってプールの中に落ちました。 落ちた鉄骨は、縦30センチ、横20センチ、長さ7メートルで、重さは470キロあり、プールの南東側から落ちたということです。 3号機のプールには566本の燃料集合体が保管されており、東京電力によりますと、これまでのところ、プールに設置している線量計