岡谷市の岡谷南部中学校3年2部(塩野太蔵教諭)の生徒35人が、うなぎのたれとかば焼きを使った創作料理「うなぎライスコロッケ」を考案した。養殖ウナギの高騰にあえぐ「うなぎのまち岡谷」を応援しようと開発。10月6日にイルフプラザ北側駐車場(同市中央町)などで開く「おかやフェスタ2012」に出店し、本格的な販売を繰り広げる。 うなぎ料理の開発は、総合的な学習として取り組んだ。昨年度は「うなぎのまち岡谷」のテレビCMを制作した。今年度も養殖ウナギ高騰の影響を心配する声が上がり、「新商品を開発して岡谷に貢献しよう」と考えた。 商品開発は5月下旬、8グループに分かれて試作を開始。うなぎのたれを使ったチャーハンやあんみつ、たこ焼き風の「うな丸焼き」など10種類が誕生し、この中から安価で簡単に食べられるうなぎライスコロッケを選んだ。その後は教職員やうなぎ料理店関係者の意見を聞き、見た目や味付けを調整し