殺人容疑の告訴状受理 熱海土石流で静岡県警 2021年12月06日12時19分 土石流の起点となった伊豆山の崩落現場付近=7月5日、静岡県熱海市 静岡県熱海市で26人が死亡、1人が行方不明になっている土石流災害で、県警熱海署は6日、土石流の起点となった盛り土がされた土地の現旧所有者の男性2人について、殺人容疑での告訴状を受理した。遺族側弁護士が明らかにした。 土地所有者を殺人容疑で告訴 熱海土石流の遺族5人 告訴状では、2011年まで所有していた不動産会社代表の男性(71)は盛り土の流出で下流域の住民が死亡する恐れが大きいと認識しながら、防災措置を施さないまま、行政の中止要請を無視して土砂の搬入を続けたと指摘。現所有者の男性(85)も同様に認識しながら放置したとし、2人とも住民の死亡を容認する「未必の故意」があったとしている。 告訴状受理後、取材に応じた遺族側弁護団の加藤博太郎弁護士は「単
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