本日のエッセイは、表題の通り、大まかな経済動向と(主に)株式相場の見通しについて、「私見」を書いてみたいと思います。 最初にお断りしておきますが、相場の見通し、つまり相場予測について、僕は「自信あるぜ!」というわけではありませんので、以下はあくまで「僕個人の資産運用における予測」という範囲でお読みいただければ幸いです。以下を参考にされた資産運用を実行され、実損が発生しても、(僕への信頼性が下がるのは致し方ないことですが)、僕はその実損に対して一切の責任を負いません。 <金融危機から実体経済停滞へ> すでに、ウォーレンバフェット氏をはじめ著名な投資家、および一部の(日、米)エコノミストが指摘していることとほぼ同じですが、サブプライムローン問題を「トリガーにした」金融業会の世界的な巨額損失は、今後「じわじわ」と、(主に借金によって成り立っている米の)実体経済に影響を与え、2008年後半には、各