さまざまなもののコストが下がれば下がるほど、逆に価値が上がるのが、人間の「時間」だ。 誰にとっても1日は24時間であり、人間の寿命はそれほど変わらない。 人生の残り時間は減る一方であり、決して増えることはない。だから、その時間をできるだけ有効に使いたいというのは万人の願いだろう。 このような意味で「時間」に注目したとき、時間を意識したビジネスには、例えば 1) 時間を節約させる 2) 時間を楽しく感じさせる 3) 時間の使い方を教える といった方向性がありそうだ。 新しいビジネスでなく、既存のビジネスであっても、まったく時間に無関係というものはほとんどないだろう。その意味では、あらゆる既存のビジネスにおいても、「早く終わらせる」「楽しく感じさせる」といった時間的な側面が、今後はより重要になってくると思う。 関連エントリ: ネットにも「編集」が必要な理由 http://mojix.org/2