オープンソースブラウザ「Google Chrome」の動作速度向上に向けたGoogleの試みの一環として,Chromeのプログラマーらは,サードパーティーのソフトウェアパッケージを捨て,独自のパッケージに切り替えた。 この変更は,正規表現と呼ばれるJavaScriptテキストを処理するためのキーコンポーネントに関するもの。プログラマーのErik Corry氏,Christian Plesner Hansen氏,Lasse Reichstein Holst Nielsen氏の3人は,The Chromium Blogへの投稿で,「JavaScriptの他の部分は改善してきたが,他の部分よりも正規表現の遅れが目立ち始めた。そこで,われわれは,外部ライブラリを利用するよりも,われわれの既存のインフラと統合することにより,JavaScriptの性能が向上するはずだと考えた」と述べている。 その結果
![グーグル,「Google Chrome」高速化で新たな取り組み--独自で正規表現を実装](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)