「素晴らしい偶然をちらして」は、辻本知彦と森山未來によるユニット・きゅうかくうしおが、「素晴らしい偶然をあつめて」以来2年ぶりに発表する新作。辻本と森山をはじめ、舞台監督や照明、音響、映像、宣伝美術、制作などさまざまな立場にあるメンバーが、フラットな関係で細やかなやり取りを重ね、作品を立ち上げる。 また今作では“言葉と動きの関係性を探る”方法の1つとして、メンバーが詠んだ川柳に動きを付けることに挑戦している。それにちなみ、柄本時生、御徒町凧、菅野薫、土屋太鳳、長塚圭史、前野健太、森山直太朗がチラシに川柳で応援メッセージを寄せた。 上演に向けて辻本は「素敵な言葉を頂くというのは嬉しいことだなと、川柳をいただいた方々には感謝です」と謝辞を述べつつ、「劇場に来てくれた人の人生の一部になるように。待ってて下さい11月まで」とコメント。森山は「これらの川柳を声に出して読み、心の中で反芻する。それを三