パンク、ニューウェイブの時期に本気でロックでお笑いをやり、あくまでもロックバンドであることに挑み続けたバンドがあった。英米ギタリストの弾き真似や、しゃもじから納豆、豆腐まで異物を使ったチョッパーベース演奏など破天荒で過激なパフォーマンスでライブハウスは出入禁止。ホームのライブハウス、渋谷屋根裏の最高動員記録を持ち、リーダー・ダディ竹千代(ボーカル)は「オールナイトニッポン」のレギュラーDJとなり、音楽界での交遊も広く、山下達郎、竹内まりや、桑田佳祐との関係は知られたところ。しかし、勝負を賭けた山下達郎作曲のサードシングル“偽りのDJ”(80年)は不発、商業的には成功することなく約5年の活動をもって82年に活動停止。80年代、90年代に2度の再結成はあったが続くことはなかった。テクニシャン揃いのメンバーは、その後もそれぞれ音楽活動を続け、その人脈からトレンドセッターとして裏から日本のポップス
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