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ブックマーク / mikiki.tokyo.jp (28)

  • tofubeatsに聞くCDとJ-CLUBの時代――レンタル店、特殊パッケージ、自主盤、デモCD-R…… | Mikiki by TOWER RECORDS

    今、じわじわと再注目されつつあるCDという媒体。直撃世代のミュージシャン/ライターであるKotetsu ShoichiroがCDを掘り下げる連載〈CD再生委員会〉の第2回は、Kotetsuの音楽仲間でもあるtofubeatsさんへのインタビューです。 *Mikiki編集部 ★連載〈CD再生委員会〉の記事一覧はこちら CDみたいに傷ついて飛んだ記憶(shing02“殴雨”)……。CDについての連載を始めた所、第1回から各方面より様々なリアクションをいただいております。まるでいつの間にか忘れていた記憶の扉が開いたかのように……! さて今回は、新作EP『NOBODY』をリリースしたばかりのtofubeatsさんをゲストに迎えます! ワタクシと同じく90年生まれのCDど真ん中世代、CDというテーマに絞ったインタビューは珍しくもかなりマニアックな内容になると思います! 新作のテーマだという〈J-CL

    tofubeatsに聞くCDとJ-CLUBの時代――レンタル店、特殊パッケージ、自主盤、デモCD-R…… | Mikiki by TOWER RECORDS
    yyamano
    yyamano 2024/06/03
  • シャイガール(Shygirl)『Nymph』あらゆる時代の音楽を軽快に乗りこなしポップスターになりうる可能性を示した歌モノの力作 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ポップスターになりうる可能性 サウス・ロンドンで生まれたシャイガールは、イギリスのアンダーグラウンドなダンス・ミュージック・シーンで注目を集めているアーティストだ。グライム、インダストリアル、ハウス、UKガラージといったジャンルを巧みに操りながら、楽式の定型にとらわれない曲を生み出してきた。そんな彼女のファースト・アルバムが『Nymph』だ。作には、ダンスフロア向けのトラックが多かったこれまでの作品と比べて、ポップソングとして楽しめる曲群が収められている。過去作では強烈なベースに隠されがちだった歌メロは明確になり、ヴォーカルも鮮明に響き渡る。いわば作は歌モノであり、従来のファンだけではない幅広い層に届けたいという意図が窺える。 サウンドのクォリティーは非常に高い。アルカがプロデュースした“Come For Me”では妖艶なレゲトンを鳴らし、“Honey”はジェムズ・フォー・ジェムに通じ

    シャイガール(Shygirl)『Nymph』あらゆる時代の音楽を軽快に乗りこなしポップスターになりうる可能性を示した歌モノの力作 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2023/08/07
  • NewJeansのプロデューサー250(イオゴン)が来日公演で聴かせたポンチャックのユーモアと知性 | Mikiki by TOWER RECORDS

    NewJeansのセカンドEP『Get Up』にも“ASAP”のプロデューサーとして参加することが明らかになっている250。K-Popやヒップホップシーンで活躍する異才は、韓国の大衆音楽ポンチャックを再解釈したアルバム『Ppong』(2022年)で、ここ日でも注目を集めた。そんな250が、大阪・名古屋・東京・長野を回る〈【250 JAPAN TOUR 2023】“イオゴン - ポン” 日巡回公演〉を2023年6月に開催。話題を呼んだツアーの初日、6月7日に開催されたCIRCUS OSAKA公演をミュージシャン/著述家の小鉄昇一郎が目撃した(なお、写真は東京公演で撮影されたものです)。 *Mikiki編集部 NewJeansのプロデュースと傑作『Ppong』で話題の才能 留まるところを知らないNewJeansの人気。今月末のカムバックも期待が高まる中、その裏側でこちらもじわじわとその名を

    NewJeansのプロデューサー250(イオゴン)が来日公演で聴かせたポンチャックのユーモアと知性 | Mikiki by TOWER RECORDS
    yyamano
    yyamano 2023/07/24
  • コーフィー(Koffee)『Gifted』2000年生まれのレゲエの新星がアルバムを完成 ソウルフルな歌が印象深い、頼もしい大器が登場 | Mikiki by TOWER RECORDS

    Elle誌の選ぶ〈未来を変える先駆的な10人の女性〉にも名の挙がっていた、2000年生まれの新星がついにアルバムを完成。自国の英雄ボルトに弾き語る“Legend”(2017年)がバズって“Raggamuffin”(2018年)で世界に飛び出し、メジャー契約するや初EP『Rapture』(2019年)でグラミーを受賞、さらにジョン・レジェンドやJ ハス、クルーエル・サンティノの作品に客演……というスピード感はまさに今風だが、作では“Redemption Song”を下敷きにした冒頭の“X10”から穏やかでソウルフルな歌い口が深い印象を残す。敏腕ジェイ5のモダンな作法も耳を惹きつつ、ジョン・マクリーンに着想を得たというラヴァーズやテフロン製のダンスホール“Where I'm From”での地に足の着いた姿勢も頼もしい。大器です。

    コーフィー(Koffee)『Gifted』2000年生まれのレゲエの新星がアルバムを完成 ソウルフルな歌が印象深い、頼もしい大器が登場 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2022/09/26
  • ナイトメアズ・オン・ワックス(Nightmares On Wax)再入門 ワープ最古参アーティスト、そのトリップ&チルアウトの旅路 | Mikiki by TOWER RECORDS

    そして極上のメロウネス、至高のダウンテンポを極めていく そして、ダンスミュージックが驚異的スピードで進化するなか、91年にリリースしたファーストアルバム『A Word Of Science』で短命に終わったブリープ&ベースに別れを告げると、『Smokers Delight』以降のナイトメアズ・オン・ワックスは、ルーツミュージックにインスピレーションを経て、極上のメロウネス、至高のダウンテンポを極めていくことになる。

    ナイトメアズ・オン・ワックス(Nightmares On Wax)再入門 ワープ最古参アーティスト、そのトリップ&チルアウトの旅路 | Mikiki by TOWER RECORDS
    yyamano
    yyamano 2022/07/20
    “Join The Future: UK Bleep & Bass 1988-91”
  • 吉田豪が直撃! クリトリック・リス、社会人時代からアルバム・デビューまでの〈どうしてもスカムになってしまう〉半生を語る(前編) | Mikiki by TOWER RECORDS

    〈下ネタのナポレオン〉を名乗り、パンイチ姿のパフォーマンスでライヴ・シーンを中心にカルトな支持を集めてきたスギムのソロ・ユニット、クリトリック・リスが活動10周年目のファースト・アルバム『あなたのあな』をリリースした。昨年には〈AOMORI ROCK FESTIVAL ’15〜夏の魔物〜〉や〈りんご音楽祭〉など人気野外フェスにも出演し、12月に行われた東京・渋谷WWWでのワンマン・ライヴはソールドアウト。ウルフルズやナンバーガール、相対性理論など数多の才能を発掘してきた名物プロデューサーの加茂啓太郎による大プッシュもあり、シュールでマッドな46歳はここにきてブレイクの兆しを見せている。 そこで今回は、プロインタヴュアーの吉田豪氏がクリトリック・リスに直撃! 前後編に分けて、クリトリック・リスの原体験を振り返りながら、社会人時代からアルバム・デビューに至るまでの半生に迫る。この前編では、不安

    吉田豪が直撃! クリトリック・リス、社会人時代からアルバム・デビューまでの〈どうしてもスカムになってしまう〉半生を語る(前編) | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2022/02/07
  • ダディ竹千代と東京おとぼけCATSとは何だったのか? キー坊金太(来住野潔)が語る〈お笑いロックバンド〉のヒストリー | Mikiki by TOWER RECORDS

    パンク、ニューウェイブの時期に気でロックでお笑いをやり、あくまでもロックバンドであることに挑み続けたバンドがあった。英米ギタリストの弾き真似や、しゃもじから納豆、豆腐まで異物を使ったチョッパーベース演奏など破天荒で過激なパフォーマンスでライブハウスは出入禁止。ホームのライブハウス、渋谷屋根裏の最高動員記録を持ち、リーダー・ダディ竹千代(ボーカル)は「オールナイトニッポン」のレギュラーDJとなり、音楽界での交遊も広く、山下達郎、竹内まりや、桑田佳祐との関係は知られたところ。しかし、勝負を賭けた山下達郎作曲のサードシングル“偽りのDJ”(80年)は不発、商業的には成功することなく約5年の活動をもって82年に活動停止。80年代、90年代に2度の再結成はあったが続くことはなかった。テクニシャン揃いのメンバーは、その後もそれぞれ音楽活動を続け、その人脈からトレンドセッターとして裏から日のポップス

    ダディ竹千代と東京おとぼけCATSとは何だったのか? キー坊金太(来住野潔)が語る〈お笑いロックバンド〉のヒストリー | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2022/01/24
  • Leo王にTOWER DOORSから6つの質問 台湾のグラミーを受賞した新世代を象徴するラッパー/シンガー | Mikiki by TOWER RECORDS

    1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。 「私の出身地は高雄で、台湾人です。音楽を始めたきっかけは高校生の頃に軽音楽サークルに参加したことですね。合奏をした時に今まで味わったことのない興奮を感じました。自分の音を聴いたような感覚だったんです。そしてだんだん自分で自分の音をコントロールできるようになるにつれ、どんどん面白くなっていきました。合奏のプロセスにおいて、感情を発散することができるようになったのも私が音楽に惹きつけられた大きな理由の一つです」 2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は? 「Radiohead, The Doors, P.K.14, Al Jarreau, Soft Lipa, Mos Def, Maceo Parker, Jay Chou」 3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふう

    Leo王にTOWER DOORSから6つの質問 台湾のグラミーを受賞した新世代を象徴するラッパー/シンガー | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2021/03/10
  • 【台南洋行】第4回 台南最古のレコード屋、惟因唱碟(Wien disk Shop)・店主にインタヴュー! | Mikiki by TOWER RECORDS

    CD不況が取りざたされるようになって久しいが、いまでもなおレコード屋は僕たちにとって馴染み深い存在だし、棚いっぱいのCDや試聴機に囲まれれば、僕のようなアラサー男でもスイーツ・ビュッフェに来た女子高生並みにテンションがブチアゲになってしまうのは音楽好きあるあるだと思う。 とは言っても、僕も現代人の端くれとして人並みに利便性も追求したいわけであって、数年前、所有するCDのデータベース化を決意し、某・音盤同盟さんで計500枚近くのCDを買い取ってもらった。その頃の僕はミニマリストの著書(レコード・コレクターにとっては禁断の書物であろう)に感化されたてホヤホヤだったとはいえ、思い切った決断だったと思う。直後は喪失感もあった。物理的な意味だけではなく、情緒的にもだ。 学生の時分、なけなしの小遣いやバイト代をつぎ込んでは買い揃えてきたものもたくさんある。社会人になり、羽振りが良くなった頃に大人買いし

    【台南洋行】第4回 台南最古のレコード屋、惟因唱碟(Wien disk Shop)・店主にインタヴュー! | Mikiki by TOWER RECORDS
  • 【台南洋行】第5回 台南・新世代レコード店の筆頭、亂小唱碟を直撃! | Mikiki by TOWER RECORDS

    前回、台南最古のレコード屋と言われている〈惟因唱碟(Wien disk Shop)〉について書いたが、今回は台南で〈最新〉のレコード屋、〈亂小唱碟(ランシャオ・チャンディエ)〉について書きたいと思う。店主のブラッキー(Blacky)については前回の記事の最後のほうで触れているが、再度ご紹介したい。 ★連載〈台南洋行〉記事一覧はこちら 僕が初めてブラッキーに会ったのはかれこれ一年半近くも前の事で、その頃の彼はまだ自身の店を持っておらず、副業としてレコード・バイヤーをやっていたようだ。LOLA(連載第2回を参照)の常連客でもあり、その時々で仕入れた掘り出し物を携え営業ついでに一杯ひっかける、といったパターンでお馴染みだ。 ブラッキーは英語があまり得意ではないようで、日語もまったく通じないので、基的には通訳に間に入ってもらわないと意思疎通が図れない。なので、カウンター席で二人っきりで隣り合わ

    【台南洋行】第5回 台南・新世代レコード店の筆頭、亂小唱碟を直撃! | Mikiki by TOWER RECORDS
  • 【台湾洋行】第11回 都心と地方の間で揺れ動くチルなヴァイブス――台南発ラップ、Banyan Gangが語る | Mikiki by TOWER RECORDS

    関俊行が、台湾のさまざまな音楽カルチャーを紹介する連載〈台湾洋行〉。今回は台南を拠点にしているヒップホップ・グループ、Banyan Gang 榕幫をピックアップ。90年代フレイヴァ―が漂うサウンドの背景に加え、なぜ彼らは台北ではなく台南での活動を続けているのかというアティテュードについて、メンバー3人へのインタビューで迫りました。 *Mikiki編集部 ★連載〈台湾洋行〉記事一覧 90年代愛に満ちたチルな台南発ラップ 台湾のミュージシャンに拠点を訊くと十中八九〈台北〉と返ってくる。野心的なミュージシャンがより多くのチャンスを求めて大都市へ向かうのは理にかなっているし、傾向としてはどの国に行っても同じことなのかもしれない。 今年の6月から連載名を〈台南洋行〉から〈台湾洋行〉へと広げ、台湾音楽シーン全体を見渡すようになった。以降は、台北を拠点としているアーティストばかりピックアップしている。

    【台湾洋行】第11回 都心と地方の間で揺れ動くチルなヴァイブス――台南発ラップ、Banyan Gangが語る | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2020/12/09
  • 雷擎(L8ching)にTOWER DOORSから6つの質問 〈台湾のAnderson .Paak〉と称されるインディー・シーンのスター | Mikiki by TOWER RECORDS

    1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。 「台北の北投というところで生まれました。11歳くらいの時にドラムを始めて、13歳の時にギターを始めました。大学までずっと友達とバンドを組んで楽器を練習していました。 自分で曲を書き始めたのは、(來吧! 焙焙!というバンドの)『私⼈經驗』というアルバムを録音していた時に、プロデューサーの老王とギタリストのKUOから影響を強く受けたからで、それから編曲と創作にのめり込むようになりました。 その後セッションバーで知り合ったミュージシャンの友人たちとバンドを組んでライブを始めました」 2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は? 「Erykah Badu、Marcos Valle、鄭進⼀、周杰倫、落⽇⾶⾞、Leo王、Tom Misch」 3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどん

    雷擎(L8ching)にTOWER DOORSから6つの質問 〈台湾のAnderson .Paak〉と称されるインディー・シーンのスター | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2020/12/09
  • ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の音楽の秘密とは? 柳樂光隆がカヴァー集『Ventriloquism』から振り返るその歩み | Mikiki by TOWER RECORDS

    プリンスとマイルス――生演奏とプログラミングの中間にある新しいサウンド また、僕のミシェルの音楽に対するイメージはドラムの特徴的なサウンドにもある。彼女の音楽は最初期のころから、フルセットのドラムが想像できないような音がしている。2つ、もしくは3つくらいの太鼓でサウンドが作られている印象があり、スネアとシンバルだけとか、様々な組み合わせはあるものの、一貫してドラムの音色が限定されていることがほとんどだ。そして、同時に手数も多くない。音色と音数が指定され、的確に打ち込まれているようなドラムが鳴っている。それはプリンスがソロやタイムなどの時にリンドラムで打ち込んでいた音と同じような雰囲気がある。ミシェルはバンドでミュージシャンに演奏させることにかなりこだわりはありつつも、まるで打ち込みのようなドラムを叩かせている部分がかなりあるのだ。 それは『Comfort Woman』(2003年)がわかり

    ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の音楽の秘密とは? 柳樂光隆がカヴァー集『Ventriloquism』から振り返るその歩み | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2020/10/19
  • ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の音楽の秘密とは? 柳樂光隆がカヴァー集『Ventriloquism』から振り返るその歩み | Mikiki by TOWER RECORDS

    ミシェル・ンデゲオチェロの新作『Ventriloquism』は、プリンスやTLC、シャーデーらの楽曲をカヴァーしたアルバムだ。 ここで取り上げられているのは主に85年から90年にかけて発表されたR&Bやヒップホップのヒット・ソングで、68年生まれのミシェルが10代後半から20代前半にかけて愛聴していたであろう楽曲たち。作はいわば自身のルーツを明かしたような作品だが、そこはミシェル・ンデゲオチェロ、やはり一筋縄ではいかない。ソウル・ミュージック、ヒップホップ、ジャズとジャンルにとらわれないサウンドを提示してきた彼女らしい独自の折衷感覚、そしてシンガー・ソングライター的な作家性がどの曲にも溢れており、懐古的なムードは皆無、実にフレッシュなアルバムとなっている。 そんな『Ventriloquism』をきっかけに、「Jazz The New Chapter」シリーズの監修者としても知られる柳樂光

    ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の音楽の秘密とは? 柳樂光隆がカヴァー集『Ventriloquism』から振り返るその歩み | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2020/10/19
  • リー・コニッツ(Lee Konitz)追悼――アルト・サックスの巨人にして独創的な即興演奏家を偲ぶ | Mikiki by TOWER RECORDS

    2020年4月15日、アルト・サックス奏者のリー・コニッツが新型コロナウイルス感染症の肺炎により亡くなった。享年93。何者にも似ないインプロヴァイザーとして尊敬を集めたコニッツは、スウィング・ジャズの時代からジャズ史にその足跡を残してきた巨人。また、最期まで現役を貫いた演奏家であった。 そんなコニッツの歩みを、同じくアルト・サックス奏者のhikaru yamadaが振り返った。コニッツのキャリアはもちろんのこと、フリー・ジャズ/フリー・インプロヴィゼーションの現場で演奏を重ねてきたyamadaならではの視点で選んだ知られざる名演から、その独創性を伝える。 *Mikiki編集部 偉大なサックス奏者が亡くなった。 リー・コニッツは1927年生まれのアルト・サックス奏者。クロード・ソーンヒル楽団の一員として1947年にレコーディング・デビューして以来70年にわたって活躍した。その共演歴、ディスコ

    リー・コニッツ(Lee Konitz)追悼――アルト・サックスの巨人にして独創的な即興演奏家を偲ぶ | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2020/04/29
  • アイス・キューブ 『Everythangs Corrupt』 何も新しくはないが聴き心地は凄まじくフレッシュ | Mikiki by TOWER RECORDS

    無骨なラップと眉毛の漢気、頑丈なビート——絵に描いたような〈アイス・キューブ感〉で迫る8年ぶりの新作。表題曲が先行で世に出た2013年から延期を重ねてきた労作だが、その間にはNWAの功績を追認する映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」があり、傑作『Death Certificate』(91年)の25周年記念盤もあった。何より国内情勢の変化がマイクを握る意欲や使命感を改めて掻き立てたのは言わずもがな。毎度のアンダーデュー兄弟やTミックス、旧友DJプーらの仕事も重厚で、何も新しくはないが聴き心地は凄まじくフレッシュだ。容赦ない“Arrest The President”や“(Not Just)Knee Deep”使いの“That New Funkadelic”、チルな好日を謳歌する“Ain't Got No Haters”まで持ち味をフルに出した傑作!

    アイス・キューブ 『Everythangs Corrupt』 何も新しくはないが聴き心地は凄まじくフレッシュ | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2019/10/21
  • 【アジアNOW!】第8回 カンボジアの注目ラップ・レーベル、クラップヤハンズを直撃! | Mikiki by TOWER RECORDS

    ライター/編集者の大石始をナヴィゲーターに迎え、昨今、世界の音楽シーンで存在感を放つアジアの音楽シーンを、当事者へのインタヴューでレポートする連載〈アジアNOW! ~アジア音楽最前線~〉。第8回の主役は、カンボジアのヒップホップ・レーベルであるクラップヤハンズです。今回の取材にも立ち合ってくれたstillichimiyaのYOUNG-Gが、2016年に掲載した回にて注目しているアジアン・ヒップホップの筆頭だといち早く語っていたクルーに直撃! *Mikiki編集部 ★〈アジアNOW!〉記事一覧 ★前身連載〈REAL Asian Music Report〉記事一覧 まさに奇跡の来日である。カンボジアのラップ・レーベル、クラップヤハンズ(KlapYaHandz)一行が、カンボジア・フェスティバルの招致によって日初上陸。5月に東京・渋谷区で開催されたカンボジア・フェスに出演したほか、新宿のクラ

    【アジアNOW!】第8回 カンボジアの注目ラップ・レーベル、クラップヤハンズを直撃! | Mikiki by TOWER RECORDS
  • ライブラリアンズ山田光と毛玉の黒澤勇人によるサックス × ギターの即興作『we oscillate!』がリリース 細田成嗣の1万字超ライナー付 | Mikiki by TOWER RECORDS

    サキソフォニストの山田光とギタリストの黒澤勇人による即興アルバム『we oscillate!』がカンパニー社からリリースされた。 hikaru yamada and the librariansやfeather shuttles foreverでの活動、あるいは多数の客演で知られるサキソフォニスト/トラックメイカーの山田光。山田は2010年から2年間、ロシアのサンクトペテルブルグで活動しており、同地のフリー・ジャズ・シーンで多くのミュージシャンと共演を重ねた、という経歴の持ち主だ。 一方の黒澤勇人は、自身のリーダー・バンドである毛玉のインタヴューでも語っていたとおり、大友良英の音楽との出会いをきっかけにギターの即興演奏を始めている。一度は即興演奏の活動に区切りを付けたものの、山田の誘いで2012年から再び即興に取り組むようになったという。 その毛玉のインタヴューでも言及されていた山田と黒澤

    ライブラリアンズ山田光と毛玉の黒澤勇人によるサックス × ギターの即興作『we oscillate!』がリリース 細田成嗣の1万字超ライナー付 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2019/06/10
  • 【アジアNOW!】第1回 タイ・ヒップホップ・シーンの今に迫る! JUU(ジュウ)、イサーン在住のラップの師匠を直撃 | Mikiki by TOWER RECORDS

    つい先日にはBTS(防弾少年団)が米ビルボード・チャートでアジア圏アーティストとして初の首位を獲得するなど、K-PopやK-Hiphopをはじめアジア産の音楽が世界的に注目を集めるシーンも見られる昨今。日々変化するアジア各地の音楽シーンは今日もパワフルでオリジナルな活況を呈しており、近年ではアジアのアーティストの来日公演や国を超えたコラボレーションもぐっと増え、日にもその現状が伝えられるようになってきました。Mikikiではこれまで、アジア各地のローカル・シーンを中心とした状況を連載〈REAL Asian Music Report〉にてレポートしてきましたが、このたび連載が〈アジアNOW! ~アジア音楽最前線~〉と名前を変え、リニューアル! 当事者たちへのインタヴューを通して、現在進行形のアジア・シーンのリアルな姿をより熱く伝えていきます。ナヴィゲーターはもちろん!この方。世界の音楽

    【アジアNOW!】第1回 タイ・ヒップホップ・シーンの今に迫る! JUU(ジュウ)、イサーン在住のラップの師匠を直撃 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • スロッビング・グリッスル(Throbbing Gristle)はなぜ特別だった? 久保憲司が振り返るポップ・シーンを激震させたノイズ・バンドの最狂エピソード | Mikiki by TOWER RECORDS

    インダストリアル・ミュージックの始祖であり、音楽シーンのみならずその後のカルチャーやアートに多大な影響を与え続けている伝説のバンド、スロッビング・グリッスル。代表作『20 Jazz Funk Greats』を発表後の81年と、ジェネシス・P・オリッジの離脱やヒプノシスのメンバーでもあったピーター・クリストファーソンの訃報を受けた2010年と2度の解散をした後も、ピーター以外の3人=X-TGとして活動していた。 そのスロッビング・グリッスルが、デビュー40周年を越えた2017年、ミュートとの再契約が決定。その全作品がリイシューされることになった。その第1弾として先日11月3日に77年のファースト・アルバム『The Second Annual Report』、Pitchforkで満点を獲得した前述のサード・アルバム『20 Jazz Funk Greats』(79年)、2004年発表のベスト・ア

    スロッビング・グリッスル(Throbbing Gristle)はなぜ特別だった? 久保憲司が振り返るポップ・シーンを激震させたノイズ・バンドの最狂エピソード | Mikiki by TOWER RECORDS
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    yyamano 2017/11/15