郵便番号と住所の変換システムを扱うエンジニアの間で悪名高かったKEN_ALL.CSVだが、2023年6月更新分より、文字コードがUTF-8に、フリガナが全角カタカナになり、町域名が長いときも複数レコードに分割されなくなったファイルが新たに追加された模様。従来通りの書式のファイルもダウンロードできる。今後は町域名に含まれている自然言語の注釈(「その他」「※番地」「以下に記載のない場合」など)をフラグに変換する予定もあるようだ(郵便番号データダウンロード)。
Windows 10 Insider Preview ビルド17093では、Win32アプリとWSLアプリがAF_UNIXソケット(UNIXドメインソケット)によって相互に通信できるようになった。VcXsrvが対応すれば、TCPソケットを使わずにXクライアントを動かせるようになるかもしれない(Windows Command Line Tools For Developersの記事、 Windows Subsystem for Linuxリリースノート)。 なお、AF_UNIXソケット自体はビルド17063からWin32アプリで使えるようになっていたが、その時点ではWSLアプリのAF_UNIXソケットと互換性がなく、Win32アプリ同士でしか通信できなかった。 ビルド17093のWSL関連では、NTFSにディレクトリ単位でファイル名の大文字小文字を区別するフラグが追加されており、Window
昨年、深刻な資金難が伝えられたNTPプロジェクトだが、資金難は現在も改善されていないようだ(Infoworld)。 NTP(Network Time Protocol)はその重要性にもかかわらず注目度が低く、「時の翁」ことプロジェクトマネージャーのHarlan Stenn氏に資金面・運営面ともに依存している状態となっている。11月21日にリリースされたntp-4.2.8p9のリリースノートによれば、今年はGoogleからの資金援助が得られず、Linux FoundationのCore Infrastructure Initiative(CII)によるサポートもNTPの開発に限定されており、Stenn氏の毎週の作業時間のおよそ25%程度しかカバーできないのだという。そのため、通常の作業の継続やドキュメンテーションの改善のほか、Network Time Security(NTS)プロジェクトや
ソフトウェア開発に Scala や Haskell、Erlang といった関数型言語を採用する企業が増えているそうだ (ITpro の記事より) 。 関数型プログラミング言語には「迅速に開発できる、バグを抑えやすい、アプリケーションの性能を向上させやすい」といった特徴があるとし、これらは新規のサービス開発に向いているという。「言語選定が競争力に直結」といった意見も記事には掲載されている。 これだけだといいことずくめのようにも聞こえるが、関数型言語は習得しにくく、ライブラリなども C/C++ や Java と比べるとまだ少ない。使いこなせるプログラマも少なく、関数型言語で大規模システムの設計を行えるエンジニアはまだ少ないのではないだろうか。関数型言語を使える人材はある程度スキルの高い人であり、そのために生産性が高いのではという疑問もある。今後日本で関数型言語の採用は進んでいくのだろうか?
昨年 3 月に JIS 規格として制定された Ruby だが (/.J 記事)、2012 年 3 月 31 日に締め切られた国際規格承認のための最終投票の結果、国際規格 ISO/IEC 30170 として承認された (IPA のプレス発表記事より) 。 Ruby が国際規格となったことで、Ruby 言語仕様の安定性や信頼性が増し、Ruby を学ぶプログラマーの数、Ruby を採用する企業や組織の数が増大することが期待される、との IPA の言。 Ruby が国際規格として承認されたことを記念して、まつもとゆきひろ氏、中田育男氏他による講演会を 2012 年 6 月 5 日午後に実施する予定、とのことだ。
Microsoftから、Visual Studioでの開発をゲーム化するプラグイン「Visual Studio Achievements」のベータ版が公開された(Visual Studio Achievements、 GeekWireの記事、 本家/.)。 プラグインを導入すると、コンパイル時にバックグラウンドでコードが分析され、内容に応じて実績(Achievement)がアンロックされる。また、特定のイベント発生時や操作時にアンロックされる実績もある。実績のアンロック時にはポップアップで通知されるという。実績は6種のカテゴリーに分かれており、アンロックするたびにカテゴリー別のバッジを獲得できる。また、各実績には0~10のポイントが割り当てられており、獲得ポイント順にMSDN Channel 9のLeaderboardに掲載される。実績の例としては、「Lonely (週末の夜にコードを書い
Google が以前から予告されていた新プログラミング言語「Dart」を発表した (Internet Watch の記事、SourceForge.JP Magazine の記事より) 。 Dart は Web アプリケーション開発向けの言語。C や Java、JavaScript など既存の言語に近い文法を持ち、学習しやすい言語を目指しているという。Dart で記述したコードは専用の仮想マシン上で動作するほか、JavaScript コードへ変換するコンパイラも用意され、一般的な Web ブラウザ上で実行させることができるという。また、サーバーサイドでの利用も可能。 Google 発の言語といえば Go があるが、まだそんなに普及はしていない。サーバーサイドで JavaScript を利用する「Node.js」なども普及の兆しを見せる中、Dart がどのような立ち位置となるか、注目して行きた
Derek Sivers 氏がなかなか興味深い「アイデアを現実化するためのプログラマーの雇い方」を提案している。それは「一つ目のプログラミングマイルストーンを達成するまでは複数の開発者を雇い、競争させる」というもの。前提には「成功するもの、失敗するもの、そこそこなもの」があるとの考え方があるとのことで、良いものを見つけ出すための複数雇用にはそれだけの価値があるという。 この考え方は新しいものではなく、30 年前に書かれた Tracy Kidder の「Soul of a New Machine」でも言及されているが、幅広い支持を得ることはなかったとのこと。開発者同士を競争させる「プログラミング合戦」は良い開発モデルたり得るだろうか ? /.er の皆様の考えをお聞かせ願いたい。
The Registerの記事によると、先日開催されたMicrosoftのProfessional Developers' Conference(PDC)にてC#アーキテクトのAnders Hejlsberg氏が語ったところによると、C#の次期バージョンであるC# 4.0は動的言語としても利用可能になるそうだ。 すでに.NET FrameworkとしてはVB.NETやIronPython、IronRubyが利用できるので、C#の動的言語化はそれほど突飛なアイデアではないのかもしれない。なお、C# 4.0ではCOM IDispatchインタフェースがサポートされ、COMアーキテクチャのシステムとも連係可能になるそうだ。
Mona OS開発者ひげぽん氏のブログ記事で今さらながら知ったのですが、かのリーナス・トーヴァルズが、「Subversionは史上最も無意味なプロジェクト」とこきおろしていたそうです。 元ネタはリーナス氏が半年ほど前にGoogleで行ったgitに関する講演(YouTubeビデオ)で、satologのブログ記事によれば ぼくの CVS への憎悪が意味するのは、ぼくが Subversion のことを史上最大の無意味なプロジェクトだと見ているということだ。Subversion がしばらくの間スローガンにしていたのに、「ちゃんとした CVS」みたいなのがあったよね。そんなスローガンでスタートしたら、もうどこにも行くところがない。CVS をちゃんとすることなんて不可能だからだ。 と述べていたとのこと。「CVS が好きな人は精神病院に行ったほうがいい」「tarボールとパッチのほうがはるかに優れたソース
ストーリー by GetSet 2007年10月08日 17時30分 組込向けトレンドの明日はどっちだ? 部門より EEtimes Japanの記事より。組み込み機器向けプロセッサもマルチコア・アーキテクチャへと徐々に移行している昨今だが、記事によるとマルチコアの性能を引き出す並列プログラミング言語はほとんど 利用されておらず、組み込み機器向けソフトウエアの開発者のうち85%はC言語またはC++言語を使っており、新しい 並列プログラミング言語が普及する可能性はほとんどないだろう、とされている。 マルチコアの性能を引き出すために並列プログラミング言語を利用する、というのは分からないでもないのですが、 組み込み向けでそんなに意識する必要があるのかな、という疑問も。そもそも「C/C++以外」を選択するメリットというのは、 どの程度あるのだろうか?
今まで私は,約5年間本業の画像の研究の傍ら,SPAMフィルタの研究と開発を行なってきました.コンテンツ内のURLなどのフィンガープリントを用いた方法,ベイジアンフィルタ,など色々作ってみては,精度が十分高くないことに満足が行かず,何度も試行錯誤を繰り返しました.そして,最終的に行き着いたのが,このNNIPFと名づけたフィルタです.説明とソースはこちらのサイトにあります.(続く) このフィルタの特殊性は,1)自分が外部からメイルを受けるときに使っている信頼できるMTAを登録しておき,そのMTAが生成したReceived:行から送信元のIPアドレスを割り出すという点,2)IPアドレスを最近傍識別することによってSPAM検出を行うという点,です.これが妥当性を持つ理由は,Received行の改竄に対応でき,しかもIPアドレスは,組織の種別によって番号の偏りがあるので,まっとうなメイルの送信元と,
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