シンガポールのローレンス・ウォン首相本人インスタグラムより中国にとって脅威となる米国のトランプ政権が再び発足した。シンガポールのローレンス・ウォン首相(52)は、米中関係が完全に破綻する可能性は低いとみるが、もし両国が対峙して世界中を巻き込むような状況になれば、大惨事が起きると警告した。米経済誌「フォーチュン」が伝えた。 シンガポール国立大学で1月21日に開かれた講演会でウォン首相は、米中が世界の主導権争いをする一方、武力衝突は望んでいないと指摘。だが、シンガポールのような国が米中のどちらかの陣営に加わり、どちらかの側を選ぶことを迫られるべきではないと主張。そのような動きは「世界を第三次世界大戦に追い込む可能性がある」と警告した。 フォーチュン誌によると、ウォン氏は、南シナ海や台湾海峡のような地政学上の紛争リスクを抱える地域でも誤算が起きる可能性はあるとする。 中国はこれまで、南シナ海ほぼ
