平成25年4月11日 Full http://www.youtube.com/watch?v=h4P7ck1F1hk
平成25年4月11日 Full http://www.youtube.com/watch?v=h4P7ck1F1hk
たいへんお恥ずかしいことだが、近年改憲論議が盛んになるまで、そもそも憲法というものがなんであるかを、実は筆者自身、明確に認識していなかった。立憲主義などということを書いてきたので、ここにメモしておきたい。ご存知の読者にはあたりまえのことであろうが、とても大事なことなので、念のために。 ちなみに、憲法をコンスティテューションといい、立憲主義をコンスティテューショナリズムという。直訳すれば憲法主義である。 憲法にかんする誤解とは、憲法をほかの法律と同じように、国が国民に命令し国民を縛るための道具であるという考えである。これはまったく転倒した考え方であって、本来、憲法とは、国民が猛獣である国家権力をつなぐための鎖なのである。国家は剣の権能をたくされていて、暴力装置(警察・軍隊という組織的暴力)をもって強制的に社会を秩序立てる役割を与えられている。人類が堕落してしまった以上、国家は必要な制度ではあ
日本国憲法 第十章 最高法規 第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。 自民党改憲案2012年4月27日版 97条は丸ごと削除 ・・・・ここに、自民改憲案の人権を軽んじ、国権を重んじる基本的姿勢が如実に現れている。 出典:http://rijs.fas.harvard.edu/crrp/papers/pdf/LDP-Draft-Constitution-2012.pdf ちなみに、日本国憲法における基本的人権とは ・平等権・・・差別されない権利 ・自由権・・・自由に生きる権利 ・社会権・・・人間らしい最低限の生活を国に保障してもらう権利 ・請求権・・・きちんと基本的人権が守られるように国に求める利 ・参政権・・
2.第9条も日本製 日本国憲法は、憲法研究会の鈴木安蔵が書いた草案を骨子としてGHQが作成した英文憲法草案を邦訳したものである。しかし、日本国憲法の最大特徴の一つである第九条戦争放棄条項が、日本の首相幣原喜重郎の発案である。また、この憲法が発布されたとき、日本国民はこれを喜んで支持した。(以下は、伊藤成彦氏の「軍縮問題資料」1995年所収論文から略述。) 一九四六年一月二十四日正午、幣原首相はマッカーサー元帥を訪ね、約二時間半会談をした。この会談の内容について、マッカーサーは一九五一年五月五日の米国上院軍事・外交合同委員会聴聞会で証言をしている。少し長くなるが引用しておこう。 「日本の首相幣原氏が私の所にやって来て、言ったのです。『私は長い間熟慮して、この問題の唯一の解決は、戦争をなくすことだという確信に至りました』と。彼は言いました。『私は非常にためらいながら、軍人であるあなたのもとにこ
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