ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》 フォント埋め込みの重要性 DTPでPDFを使うメリットとして、アプリケーションのデータよりも安全な出力が保証されるということがよく挙げられます。実際には、PDFにも色々なデータがあり、必ずしも安全に出力できるとは限りませんが、一般的なDTPデータよりも安全であると言われる根拠の一つが、PDFにフォントを埋め込めるという点です。 DTPが始まったころから今にいたるまで、出力トラブルの多くを占めてきたのがフォントがらみの問題です。DTPの場合、データを制作する環境と出力する環境の双方に同じPostScriptフォントがなければならないということが、トラブルを生む最大の要因でした。 データを
● 互換用文字は、存在するはずのなかった文字 前回までは互換漢字が追加提案しにくくなっている現状について述べた。規格の上から互換用文字/互換漢字といった文字がどのように考えられているかは、次のUnicode規格書の一文に明らかだ。 Conceptually, compatibility characters are those that would not have been encoded except for compatibility and round-trip convertibility with other standards.(概念上からは、互換用文字とは他の規格との互換性及び往復の保全性の目的以外には、符号化されるはずのなかった文字である。) 『Unicode Standard 5.0』2.3 Compatibility Characters(http://www.uni
Illustratorでタブのリーダーを全角中黒「・」にする手法は、2024 (28.7) 以降でかなり筋が悪くなってしまいました。今後は厳禁にした方が良いでしょう。 全角中黒タブリーダー おさらいをしておきます。タブの設定で「リーダー」に記号文字を入力すると、そのタブにリーダーが表示されるようになります。 ここに全角中黒を入力する手法は一般的でした。しかし、2024 (28.7) で仕様変更があり、全く使いものにならなくなってしまいました。経緯を見ていきましょう。 CS ~ 2024 (28.6) CSから2024 (28.6) までの20年以上、メトリクスと和文等幅で全角中黒リーダーは半角幅になり、オプティカルでタブに揃わなくなるバグはあったものの、それ以外はとくにトラブルなく使われていました。 2024 (28.7) ~2025 (29.0) 2024(28.7) で、全角中黒リーダ
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