ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》 フォント埋め込みの重要性 DTPでPDFを使うメリットとして、アプリケーションのデータよりも安全な出力が保証されるということがよく挙げられます。実際には、PDFにも色々なデータがあり、必ずしも安全に出力できるとは限りませんが、一般的なDTPデータよりも安全であると言われる根拠の一つが、PDFにフォントを埋め込めるという点です。 DTPが始まったころから今にいたるまで、出力トラブルの多くを占めてきたのがフォントがらみの問題です。DTPの場合、データを制作する環境と出力する環境の双方に同じPostScriptフォントがなければならないということが、トラブルを生む最大の要因でした。 データを
● 互換用文字は、存在するはずのなかった文字 前回までは互換漢字が追加提案しにくくなっている現状について述べた。規格の上から互換用文字/互換漢字といった文字がどのように考えられているかは、次のUnicode規格書の一文に明らかだ。 Conceptually, compatibility characters are those that would not have been encoded except for compatibility and round-trip convertibility with other standards.(概念上からは、互換用文字とは他の規格との互換性及び往復の保全性の目的以外には、符号化されるはずのなかった文字である。) 『Unicode Standard 5.0』2.3 Compatibility Characters(http://www.uni
InDesignは2019(v14)からメジャーバージョンアップ時にBoost.Regexも更新するようにしたようで、正規表現のUnicodeバージョンも更新されるようになりました。 CC 2018(v13)まで Unicode 5.1 CC 2019(v14) Unicode 9.0 2020(v15) Unicode 12.0 2021(v16) Unicode 13.0 2022(v17) Unicode 13.0 2023(v18) Unicode 14.0 2024(v19) Unicode 15.0, 15.1 正規表現のUnicodeバージョンの調べ方 Unicodeのバージョンにとくに影響するのは、\dや\sといった略記法です。InDesignの「\d」はUnicodeカテゴリーの「Nd」に相当するので、各UnicodeバージョンのNd文字をinddに並べて、\dでマッチす
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