上のミミズクの例では、羽の質感や形状が変化することなく、かなり自由度が高い状態で変形させることができた。従来までのワープツールのように、微妙な陰影や質感などが伸びることなく、非常にきれいな状態で変形できる。また、動かしたくないポイント(支点)を細かく定義できるので、拡大/縮小や形を変化する時に便利である。使い方も感覚的にわかるようにできているので、とりあえずは試してもらいたい。 アイデア次第で、さまざまな被写体に応用可能なツール 人間以外、例えば下の握り寿司の例でいうと、今までのワープで変形させていくと、全体的に引き延ばされ、またテカリやシズル感も半減してしまっていた。ここでは寿司ネタのみを選択し、ネタの艶感のある場所と、シャリの上に垂れ下がってくるポイントにピンを打ち、拡大させてみた。全体的な丸みと形の整合性はとれたままで、ボリュームを演出できた。非破壊性能の向上には驚かされる。 完成画