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ブックマーク / brevis.exblog.jp (24)

  • 読者諸賢! これがマネージャーの仕事だ | タイム・コンサルタントの日誌から

    1月。誰もがおめでたい正月気分の残る中、マネージャーは多忙な仕事を始める。会社を出て、新年の得意先回りに出かけるのだ。年もよろしくお願いします。昨年はお世話になり、とくに某の件ではいろいろご迷惑もおかけしましたが、今年は気を引き締めて進めますので、是非またよろしくお願いいたします。営業部員も同行するが、品質トラブルで嫌みを言われるのは技術屋の方だ。いずれにせよこの不況の中、一社でも顧客を逃したら今期の目標達成はあり得ない。もっとも訪問先の2人に1人は、業界の新年会に出かけていて不在だが。それでも名刺を置いてくるのが大事な仕事だ。 2月。昨年から続いていた仕事が製作段階に入って火を吹いた。基設計にミスがあったのだ。誰が設計書をチェックしたんだ! と叫びたい声をぐっと飲み込む。後ろ向きのことを言っても仕方がない。部下の責任はいずれ自分の責任だ。とにかく人を追加する算段を考えなければならない

    読者諸賢! これがマネージャーの仕事だ | タイム・コンサルタントの日誌から
  • 時間の中に生きる | タイム・コンサルタントの日誌から

    久しぶりに、自著『時間管理術』を読み直してみた。古い友人から、「偶然手に取ってみたら案外面白かった」とメールをもらったからだ。そして、おかしなことだが、自分でも案外面白かった(笑)。このを書いてから3年経つが、中心となるアイデアや技法は無論すべて覚えているものの、ストーリーづくりや話法はけっこう忘れていたからだ。まあ、の著者なんて案外こんなものである。 自分が読んだら面白いだろうなと感じるようなを書きたい、といつも思っている。共著・編著を含めたら1ダース以上のを出してきたが、うまく書けたかどうかは、時間をおいて読み直してみるとよく分かる。時間をはさむと、自分はいつも少しだけ他人になるからだ。 私たちは忘れる能力を持っている。嫌なことも、良いことも忘れていく。もちろん、私たちは記憶し続ける能力だって持ち合わせている。それがあるから、一人の人格として継続性を持ちうるのだ。もし一晩寝て起

    時間の中に生きる | タイム・コンサルタントの日誌から
    zichao
    zichao 2010/01/14
    今は夕方5時。これから忙しくなる時間。
  • 工場計画論(3) 製品をどこに置くか | タイム・コンサルタントの日誌から

    製造業とは、『ものづくり』をビジネスとする企業である。たいていの人は、そう信じている。そして、“ものづくりこそ日の産業の真髄だ”、“製造業よ甦れ”みたいなスローガンがこの10年来、叫ばれてきた。日経済が再び成長力を取り戻すには、やはりものづくりの生産性を上げることが重要だ、そんな主張を経済通から聞くことも多い。 でも、はたして当なのだろうか。知人の経営コンサルタントから来た年初の挨拶メールの中に、「商社化しつつある日の製造業を・・」という興味深い表現があった。たしかに、この10年間で、日の製造業の姿は(その看板や見かけとは違い)ずいぶん変化してしまったと感じることがある。 その変化は、製品在庫をどこに置くか、という問題に端的に表れている。一般消費財を例に取ろうか。たとえば、あなたが衣料品を通販で注文するとする。その製品は、どこから送られてくると思われるだろうか? 多くの場合、静岡

    工場計画論(3) 製品をどこに置くか | タイム・コンサルタントの日誌から
  • クリスマス・メッセージ--「学び」と「気づき」と「見通し」のある社会を | タイム・コンサルタントの日誌から

    Merry Christmas ! “Lessons Learned”という言葉をはじめて聞いたのは10年ちょっと前のことだったろうか。米国系メジャーオイルのためにプロジェクトをしていたころだ。ちょうど私が責任者として担当していたMES関連のサブ・プロジェクトが完了した時に、相手側の責任者が、「じゃあ、君が帰国する前に、Lessons Learnedをまとめておこうじゃないか」と言ってミーティングに呼ばれたのである。 ミーティングの場では、客先側と、私たちエンジニアリング会社側とで、それぞれ良かったと思う点、失敗だったと思う点などを、ざっくばらんに挙げることになった。まずかった点は、次の機会にはどうするべきかについても、一緒に考えた。客と受注側では立場も見解も異なるわけだが、まあプロジェクトが終わる頃は一応リラックスして話もできる。そこから、次回への教訓を汲み上げて、リストにまとめて文書化

    クリスマス・メッセージ--「学び」と「気づき」と「見通し」のある社会を | タイム・コンサルタントの日誌から
    zichao
    zichao 2009/12/30
    時に立ち止まって手を休め、自分が得たはずの知識を、くりかえし反芻し消化して、はじめて自分のものになる