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ブックマーク / tomotaku.blog94.fc2.com (6)

  • 色校正日記 意外と知らないこと

    空刷り(空通し)ってあるじゃないですか? 用紙が伸縮しないように、あらかじめやっておくアレ・・・ あれって、意外と勘違いしてる人が多くて・・・ ブランケットで紙を引っ張ることで、あらかじめ紙を伸ばしておく行為 だと思っている人が多いんですよね、意外と・・・ 「空刷り」の来の目的は・・・ 白紙に水を刷り込むことで、あらかじめ紙を伸ばしておく行為で・・・ たとえ0.24mmであっても、版定盤にPS版を置いてからやってこそ、意味があるんですよね。。。 明日からは、絵柄を焼き飛ばした白いPS版を版定盤に置いて、たっぷりの水を水棒に含ませてから「空刷り(空通し)」をやりましょう~

    zichao
    zichao 2012/12/28
    あらっ、お久しぶり。
  • 色校正日記 胆管ガンの件について思うこと

    ずっと黙っていましたが、コメント欄にちょこちょこ書いていても始まらないし・・・恐らく今回の件が起こったときにこのブログを思い出してアクセスしてくださった方もいると思います。 吐き出したい思いがかなり溜まってきたので、一時的にではありますが、ブログを書こうと思います。 しばらくしたらこの記事も削除すると思いますが、読んでいただければ幸いです。 尚、私は色校オペレーターであって化学薬品のプロではありませんし、医者でもありません。 あくまでも現場の人間として思ったことを書くだけですのでご了承願います。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ 大阪の製版会社で 「ジクロロメタン」「1-2.ジクロロプロパン」といった有機溶剤を使用していたとされる色校正のオペレーターが「胆管ガン」にかかって死亡する、といった事件(事故)が発覚し、世間を騒がせています。 実際、私もいくつかの会社を渡

    zichao
    zichao 2012/06/23
    久しぶりにupされたけど「会社バレ」を恐れて過去エントリーが見れないのが残念でならない。
  • 色校正日記 校正刷りと本刷りとが合わない!リターンズ

    さて、今回はコメント欄からいただいた質問にお答えする形で、記事を書いていきたいと思います。 いただいた質問の内容をまとめると・・・ ○現在、2社の校正屋に色校を依頼している ○一方は単色校正機、もう一方は4色校正機を使用している ○単色機で刷った校了紙に、印刷機が色調を合わせられない ○前回の刷りが印刷用色見として添付されてきて、データは流用して同じなはずなのに、印刷機で色調を合わせられない うんうん、よくあるお話ですねぇ。 で、これに対する印刷オペの言い訳が・・・ ○色が転んでいる、または色校正で濃度が調整されすぎているから ○インキの種類が違うから まずは、このブログで以前取り上げた記事を読んでいただきたいと思います。当時は真面目に記事を書いているので、自分でも「ちゃんと書いてるなぁ」と感心してしまいました(笑) 校正刷りと刷りとが合わない!① 校正刷りと刷りとが合わない!

  • 色校正日記 金・銀・パールは難しい・・・

    今日のお話はタイトルのとおりでございます。 もうね、とにかくデザイナーさんがわかってくれないんですよね、印刷の金・銀・パールなんて大して光らないってことを。 金属みたいにピッカピカに光るもんだと思ってるんです。もういい加減目を覚ませよと(笑) っていうか、もうちょっと印刷のこと、紙やインキのことを勉強していただきたいです・・・(ToT) 先日もね、白地に金文字を刷るっていう、ありきたりな仕事をしたんですが、 デザイナーさんからの注文がありまして・・・ 「金刷りって、紙を傾けたら黒っぽく見えるじゃないですか?その黒っぽさを無くしてほしいんですよね。たとえば、金のインキに30%ほど『パール白』を混ぜたりして・・・」って。 は〜い皆さん、注目〜〜〜! >金刷りって、紙を傾けたら黒っぽく見える そりゃそうだろ(笑)。 蛍光灯の光が当たっている部分は白っぽく光って見え、光が当たっていない部分は影なん

    zichao
    zichao 2011/05/31
    金のインキに10%ほど黄色のインキを混ぜて。。。なのね^^
  • 色校正日記 不況の副産物

    不況です。今さらですが。 もういい加減「これ(不況)がフツーの状態なんじゃないか」って気もしますが・・・ ジワジワと、この業界にもその波が押し寄せてきました。 今年も倒産した会社がいくつかありました。 で、 その倒産した印刷会社が今までやっていた仕事が、うちの会社にも流れてきました。 「この不況に仕事が増えるのはいいことだ」な〜んて、能天気なことは言ってられません。 うちの会社の主力はパッケージです。 誰がどうやって刷ったかもわからないような一枚の印刷物を手がかりに、我々がヨソで刷っていたパッケージの印刷を引き継がなければいけないんですよ・・・ |||(-_-;)||||||どよ〜ん 4Cの印刷ならまだ何とかなるってもんですが、引き継いだ仕事のほとんどが特色の仕事・・・ どこのメーカーのインキで刷ったのか、紙は何か、1パスか2パスか・・・わからないことだらけ。 「乗せか、抜きか」なんてこ

  • 色校正日記 赤い?紅い?RGB脳とCMYK脳

    かなり前(10年以上前)から気になっていたのですが・・・ たま〜に「朱書き」で「赤い」と「黄色い」を間違えて書いている人がいます。 ブログでうまく伝わるかわかりませんが・・・ たとえば色見と比べて明らかに「黄色が足りないんじゃないか?」という印刷物に「見に合わせて赤くしてください」なんて朱書きをされているんです。 「もしかしてこれ書いてる人って、目が悪いのかな?」なんて思ったり・・・ で、最近気づいたんですが、たぶんそういう人って「RGB」で考えているんじゃなかろうかと。 我々の業界(CMYKで考える世界)でいう「赤い」はすなわち「紅い」という意味なんですよね。 Redではなく、Magenta。 でもデザイナーさんのなかには、自分のデザインが「紙に印刷される」つまり、「印刷の世界では色をCMYKで表現する」ということをわかっていない方もいるようです。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ た

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