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2010年8月22日のブックマーク (2件)

  • 龍退治(未遂)の物語―『デフレとの闘い』 - 事務屋稼業

    2009年11月、菅直人副総理(当時)は「デフレ宣言」を行なった。このとき、元日銀副総裁の岩田一政氏は「流星光底長蛇を逸す」との思いを禁じえなかったという。 岩田氏が副総裁の職についていたのは2003年3月から2008年3月までだが、この間、デフレという名の龍退治こそが責務と考えていたそうだ。しかし、デフレ・ドラゴンの息の根を止めることはついにかなわなかった。一度は息絶えたかにみえた龍は、ただ地に臥せていただけだったのだ。 『デフレとの闘い 日銀副総裁の1800日』は、そんな岩田氏の回想録である。と同時に、おもに経済理論面から、日銀をふくむ世界の中央銀行の金融政策を概説した経済書である。 著者の志向によるものか、あるいは各方面への配慮のせいか、特定の人物を名指しして「あのとき委員会の誰それはこう言っていた」というような、日銀の内幕をさらすような話はほとんどない。だから、中原伸之氏の『日銀は

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  • 隅田金属ぼるじひ社の「戦車不要論」に反論する

    限りなく戦車不要論に近いですねこれ・・・実質上の戦車不要論でしょう。 10式戦車なんて要らないだろう:隅田金属ぼるじひ社 10式戦車って要らなくね? 90式に対するアドバンテージが「軽くなった」ことだけだもの。攻防走の性能は概略そのままだしね。 10式戦車が「軽い」以外に「火力」「装甲」「機動力」の全てにおいて90式戦車を上回っている事を知らないのかなぁ・・・防衛省の公式発表を知っていれば決して「概略そのまま」とは言えない筈です。過去記事のカテゴリ「10式戦車」でその旨は何度も解説しているので、そちらをご覧ください。新型砲、新型装甲、新型サスペンション、新型トランスミッション、C4Iシステム。90式戦車と異なる部分が殆どばかりか、アクティブサスペンションとHMTトランスミッションは量産される主力戦車用として世界初搭載です。 10式戦車なんて要らないだろう:隅田金属ぼるじひ社『市街地戦やゲリ

    隅田金属ぼるじひ社の「戦車不要論」に反論する