日米両軍は11-12月に離島奪還演習を計画しています。これは実際に部隊を動かします。そして来年1月下旬に行う「山桜」という図上演習は部隊は動かさず、コンピュータを数百台繋げて行う指揮シミュレーション訓練です。 今回の山桜の想定シナリオは九州-沖縄を仮想戦場とします。 防衛省は来年一月下旬に行われる日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ)に南西諸島防衛を初めて盛りこむことを決めた。中国海軍を東シナ海に封じ込める「南西の壁」の概念を持ち出し、奄美大島などへの部隊展開や奪回作戦の図上演習を想定している。 ヤマサクラは、陸上自衛隊に五個ある方面隊が毎年、持ち回りで米陸軍、米海兵隊との間で行う実動を伴わない図上の演習だ。今回は九州・南西諸島防衛を担う西部方面隊(熊本市)と太平洋陸軍司令部(米ハワイ州)、第一軍団(米ワシントン州)などが担当する。 五年前、西部方面隊が行ったヤマサクラは離島防衛を想定せず
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