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2013年1月12日のブックマーク (4件)

  • 戦車増強論者に提示する5つの命題 - 数多久遠のブログ シミュレーション小説と防衛雑感

    前回の記事「H25概算要求-その5_10式戦車はせいぜい3両でOK」には、予想の通り大きな反響を頂きました。 当ブログのコメント欄はもちろん、普段は軍事バリバリの記事は転載しないBLOGOSも転載してくれたので、あちらのコメント欄にも多数のコメントを頂いています。 また、ツイッター上では、週刊オブィエクトのJSF氏にも突っ込んで頂きました。 空母ネタと戦車ネタは、言及すると面倒なので、正直言うと避けていたのですが、この際なので、取り上げることに致しました。 なお、少しでも戦車の導入に反対すると、戦車を無用無益なモノとする戦車無用論者というレッテルを貼られる傾向にあり、現に今回もそうだったのですが、私は自分自身がそうではないと思っています。(実際に400両維持には反対していない) なので、現大綱の400両を超える戦車配備を主張し、前回記事に反論して頂いた方々を、勝手ながら戦車増強論者と呼ばせ

    戦車増強論者に提示する5つの命題 - 数多久遠のブログ シミュレーション小説と防衛雑感
  • 緒方林太郎『自衛権の「再整理」』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 集団的自衛権についての論議が賑やかになっています。ベースは2007-2008の安倍政権、福田政権時代に提言された以下の4類型がベースになっていると言っていいでしょう。これについては、以前考え方を書きました(ココ )。ただ、類型論とか解釈論の前にもう少し、国際社会の文脈に置き直したところから考え直した方が良いのではないかと思っています。 【4類型】 ① 共同訓練などで公海上において、我が国自衛隊の艦船が米軍の艦船と近くで行動している場合に、米軍の艦船が攻撃されても我が国自衛隊の艦船は何もできないという状況が生じてよいのか。 ② 同盟国である米国が弾道ミサイルによって甚大な被害を被るようなことがあれば、我が国自身の防衛に深刻な影響を及ぼすこ

    緒方林太郎『自衛権の「再整理」』
  • いろいろクドい話 » 正月特番 「原爆機の邀撃はこんなに大変」 2

    昔の夜間戦闘機と同じような戦い方をする、F94A/BとF89のD以前を全天候戦闘機の最初の世代とすると、地上レーダーと連携してロケットを撃つようになるのが第二世代と言えます。レーダーとFCSと機体設計を一新した新世代はYF95A、YF97Aとして発注されますが、そんな型番は誰も知りません。 結局、YF95AはF86Dに、YF97AはF94Cに呼び換えられたからです。 F86はDで機体設計を一新したのではなくて、別の機体を86に混ぜたんですね。あんまり変わらないF89Dも含めて第二世代にまとめられる理由は F86D、F89D、F94Cは基的に同じFCSを搭載したロケット弾戦闘機だからです。 さて、セイバードッグことF86Dです。 この戦闘機は速いし、上昇力があります。 しかもF86F大量生産の余勢をかって、あんまり共通部分が無いのに量産も進みます。そのために配備も進み、装備した飛行隊はF8

  • 揚陸作戦での民間輸送船の活用と機動揚陸プラットフォーム(MLP)

    海上からの揚陸作戦では通常、軍用の揚陸艦を使って砂浜に上陸し、その後に港湾を確保して徴用した民間の輸送船で物資や兵員を降ろします。敵の抵抗が殆ど無いと予想される場合は直接港湾を奪取する場合もあります。地形によっては付近に砂浜が無く(フィヨルドなど)、直接港湾を奪取せざるを得ない場合もあり得ます。徴用した民間輸送船は港湾施設が無いと荷物を降ろせません。大量の物資を揚げる為には数の少ない軍用揚陸艦だけでなく多くの民間輸送船の活用が不可欠なので、なるべく早い時点で港湾を確保しておきたいのですが、直接港湾に乗り込んで戦闘をすると施設が破壊される可能性が高くなります。また港の出入り口に船を沈められるなど破壊工作が行われる可能性もあり、早期に港湾を確保できる保障はありません。そこで第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦ではマルベリーという人造港を作り、臨時の港として使っています。(マルベリー人造港と浮

    揚陸作戦での民間輸送船の活用と機動揚陸プラットフォーム(MLP)