川嶋 対馬は海上自衛隊、陸上自衛隊、そして航空自衛隊がそれぞれ基地を持っています。3つの自衛隊が揃っているという意味でも、国防上重要な拠点であることを示していると思います。海上自衛隊はどのような体制を敷いているのでしょうか。 鈴木 海上自衛隊では、対馬にここ竹敷と上対馬、下対馬にそれぞれ警備所を持っています。浅茅湾に面したここ本部は、もともと明治時代に旧日本海軍が魚雷艇などの基地として設営したところです。 浅茅湾は波が静かなので飛行艇の発着も行われてきました。そのための「すべり」という海から陸に上がる設備を持っています。 ただ、浅茅湾は入り組んだ入り江が多く水深もそれほど深くないので大型の艦船が停泊することはできません。 それでもここにある浮き桟橋を使って、ミサイル艇や掃海艇など小型艦艇の横付けが可能です。 また、沖合いにはブイを設置、2000トン級程度までの護衛艦の係留ができます。 川嶋
![韓国に周辺の土地を買収されている海上自衛隊 対馬防備隊・鈴木亨司令に聞く | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/933582355e9b554f36967bfa65137b749f8ddfc0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2Fd%2F1200mw%2Fimg_cd8d6436485739b4e746250b1ba485b339217.jpg)