民主党の鳩山由紀夫元首相が次期衆院選に出馬しない意向を固めたことが20日、わかった。複数の民主党幹部が明らかにした。鳩山氏は、野田佳彦政権が進める消費税増税や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に反対の立場を取っており、党のマニフェスト(政権公約)に賛成できないと判断した。
普天間 特に危険でない マグルビー総領事 Tweet 就任会見で「普天間飛行場は特に危険であるという認識はしていない」と発言したアルフレッド・マグルビー米総領事=4日、浦添市・在沖米国総領事館 [画像を拡大] 政治 2012年9月5日 09時35分(2時間43分前に更新) アルフレッド・マグルビー在沖米総領事は4日、浦添市の総領事館で開いた就任会見で、宜野湾市の市街地にある米軍普天間飛行場の危険性について「飛行場の周りに住む者はある程度の危険はあると思うが、特に危険であるという認識はしていない」と述べた。かねて「世界一危険」といわれ、危険性の除去に向けて早期の移設・返還への取り組みが続く中、マグルビー氏の現状認識が厳しく問われそうだ。 また、マグルビー氏は垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場への配備計画に関連し、「人口密集地の上を飛ぶのが一番の問題」とし、名護市辺野古に普天間飛
防衛相、普天間移設計画修正の可能性に言及 Tweet 政治 2012年6月6日 15時45分(2時間35分前に更新) 【東京】森本敏防衛相は6日午後、日本テレビの番組に出演し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を推進する方針をあらためて示した上で、「若干沖縄の方々の意見を入れて、場所、位置、方向などを真剣に考える可能性はあるかもしれない」と述べ、代替施設の建設計画修正の可能性に言及した。 県内では民主党が県外移設を掲げた政権交代後に辺野古に回帰してから、受け入れ反対の稲嶺進名護市長の誕生や仲井真弘多知事が県外移設を求める状況となっている。前名護市長が移設を容認していた自民党政権時代には、滑走路の位置や工法などをめぐり、日米両政府が協議していた経緯はあるものの、現在は辺野古移設そのものを認めない意見が県内世論の大半を占めており、建設計画の修正が与える影響は不透明だ。
沖縄復帰40周年記念式典の前に、報道陣の質問に答える鳩山元首相=沖縄県宜野湾市で2012年5月15日、野田武撮影 鳩山由紀夫元首相は15日、沖縄県宜野湾市のホテルで講演し、米軍普天間飛行場(同市)の移設問題に関し「『最低でも県外』という気持ちを果たさなければ沖縄の皆さんの気持ちを十分理解したと言えない」と語った。鳩山氏は政権交代前の沖縄訪問で、「最低でも県外」と表明。首相就任後は県外移設で迷走したあげく、10年5月に移設先を同県名護市辺野古沖とする日米合意を決めた。にもかかわらず、再び沖縄で首相当時の決定を否定して、「最低でも県外」に逆戻りした。 鳩山氏は記念式典出席のため、首相退任以来初めて訪沖。地元企業が参加する勉強会に招かれた。鳩山氏は「自分の思いが先に立ちすぎ、綿密なスケジュールを立てられなかった。結果として皆さんにご迷惑をかけ、心からおわびしたい」、「官僚、国会議員を説得できなか
復帰40周年を迎えた沖縄では、民主党政権が対沖縄政策で繰り返した稚拙な対応の影響が今なお尾を引いている。 1996年に日米で合意された米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設も実現していない。野党時代から安全保障政策を軽視してきたツケが重くのしかかっている。 民主党の鳩山元首相は15日、宜野湾市内で講演し、普天間飛行場移設について、「『最低でも県外』という気持ちを果たさなければ、皆さんの気持ちを十分理解したと言えない」と述べ、県外・国外移設論に再び言及した。 同党OBの上原康助元沖縄開発庁長官も同市で開かれた復帰40周年の記念式典会場でのあいさつで、野田首相に対して「沖縄に、新しい米軍基地を陸にも海にもつくることはおやめ下さい」と求めた。 消費税率引き上げや環太平洋経済連携協定(TPP)と同様に、民主党代表である首相の意向に公然と異論を唱えるおなじみの光景だ。 特に、安保政策をめぐる意見対立
原発事故後、脚光を浴びる再生可能エネルギー。その動きと軌を一にして、蓄電池の重要性も認識されつつある。太陽光や風力などの自然エネルギーは日照や風向きで発電量にばらつきが出る。こういった不安定な発電が送電線網に与える影響も無視できない。 だが、大規模な定置型蓄電池を設置して電力をためることで、この問題は解決できる。現在も課題になっている昼間と夜間の需給ギャップを平準化することも可能だ。現状ではコスト高を指摘されているが、今後のエネルギー問題を考えれば、蓄電池はカギを握る存在と言える。 そのことに、国会議員も気づき始めた。 民主党の一部議員は昨年7月、「蓄電池の普及および蓄電社会システム産業の国策的振興を目指す議員連盟」を設立、定置型蓄電池の普及に向けた勉強会を進めている。3月12日、蓄電池議連の会長を務める鳩山由紀夫・元首相に、大阪府堺市から伊丹空港に向かう車中で構想を聞いた。 (聞き手は篠
(宜野湾市ホームページより航空写真) 真部朗防衛省沖縄防衛局長の「講話」問題で、政府は2012年2月3日にも予定していた真部朗局長の更迭を先送りしました。過去の自民党政 権でも同様の投票呼びかけが行われた可能性が浮上。政府・民主党内で「まだ持ちこたえられる」との見方が強まったためです。 2月5日のNHKの「日曜討論」では、 仙谷由人民主党政調会長代行が防衛局長の講話問題に関して、「与野党から、構造的、常態化という言葉が出てくる ような雰囲気がある」と述べました。 その上で、基地問題が争点になるような選挙では体質的な問題になっているとの指摘や違法行為があったのかどうか等を踏まえ「しっかりした調査 をしなければならないので(真部局長への防衛省としての対応が遅れることについても)理解頂きたい」と理解を求めました。 これは、自民党・公明党とのかけひきであり、「さぐられたら痛い腹は旧政権側にあるので
本紙社会部長特別評論「対米交渉 現実直視を」 Tweet 政治 2012年2月5日 09時49分(16分前に更新) 沖縄基地問題が迷走する理由を考えるとき、異様とも思えるほど現実から目を背ける政治、言論の歪(ゆが)みを指摘せざるを得ない。 日米両政府はこれまで普天間飛行場の名護市辺野古移設を、在沖米海兵隊8千人のグアム移転の条件としてきた。いわゆる「パッケージ論」だ。 そもそも戦略的要衝といわれる沖縄から海兵隊8千人をグアムへ移転することが可能なのはなぜだろうか。在日米軍にとって過去最大規模の兵力削減だ。なぜグアム移転と普天間移設が「パッケージ」なのか。 海兵隊8千人を削減しても「抑止力」に影響しないが、辺野古での基地建設が実現しなければ日本の防衛が脅かされるとでも言うのだろうか。 沖縄の地理的優位性にしても、海兵隊を運ぶ輸送力は、長崎県佐世保の強襲揚陸艦か、あるいは本国から調達する大型輸
米の辺野古断念:知事は慎重姿勢 Tweet 政治 2012年2月5日 09時56分(3時間44分前に更新) 米国防総省が米議会に米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設断念を伝えていたとの本紙報道を受け4日、仲井真弘多知事は那覇市内で記者団に対し、一部の報道との認識を示した上で「(政府に)問い合わせ中だ」と述べた。これに関連し、これまでパッケージとされていたグアム移転と米軍普天間飛行場の県内移設が切り離されるとの米メディア報道については「何が進んでいるか分からない。いずれにしても確認してからだ」と述べるにとどめた。 政府関係者によると、報道を受け3日夜には、玄葉光一郎外相が仲井真知事に電話で報道内容について説明したという。しかし翌4日、那覇市内で玄葉外相と話した内容について記者団に問われた仲井真知事は、この件に関しては無言を貫いた。 県幹部は報道について「内容には興味を持っている」と述べた。
沖縄局長「講話」 「普天間」前進へ態勢立て直せ(2月5日付・読売社説) 違法ではないが、誤解を招きかねない行為だったのは否定できない。 防衛省が、12日投票の沖縄県宜野湾市長選への投票を職員に呼びかけた真部朗沖縄防衛局長について、処分を検討している。 真部局長は1月下旬、宜野湾市内に本人か親族が住む職員66人に講話を行った。米軍普天間飛行場の移設問題に関する政府の立場や立候補予定者の考え方を説明する一方、「公務員は政治的中立性が要求される」と注意を促した。 真部局長は参考人として招致された衆院予算委員会でも、特定の候補を推薦してはいけないなどとする防衛省の服務規律の通達を踏まえた講話だったと強調した。 宜野湾市長選は保革一騎打ちが予想され、その結果は普天間問題にも影響すると見られていた。 真部局長とすれば、公務員の地位を利用した選挙運動を禁じる公職選挙法に抵触しない範囲で、普天間問題の前進
[「普天間」見直し]固定化は責任の放棄だ Tweet 2012年2月5日 09時14分(4時間24分前に更新) 無理に無理を重ねた、つぎはぎだらけの米軍再編計画が瓦解(がかい)し始めた。近く、計画見直しに向けた日米協議が始まる。 2006年5月にまとめた「再編実施のロードマップ」で日米両政府は、個別の再編案が「統一的なパッケージ」になっていることを確認した。 パッケージとは「米軍普天間飛行場の辺野古移設」「海兵隊約8000人とその家族約9000人のグアム移転」「嘉手納基地以南の6施設の返還」のことである。 辺野古移設とグアム移転は「相互に結びついている」と、両政府は繰り返し強調してきた。 「進まない移設計画」に固執し続ければ、グアム移転計画にも悪影響を与えることから、米国はここにきて、パッケージの実現を事実上、断念した。 普天間問題は、大きな転機を迎えたといっていい。 共同通信が報じたとこ
米、普天間の辺野古移設を断念へ Tweet 政治 2012年2月4日 09時48分(7分前に更新) 【平安名純代・米国特約記者】在沖米海兵隊のグアム移転計画をめぐり、米国防総省が米議会との水面下の交渉で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への代替施設建設を断念する意向を伝達していたことが3日、分かった。同飛行場の移設・返還については日米間で協議をやり直す見通し。複数の米議会筋が本紙の取材に対して明らかにした。 米軍側は、中国の軍事力拡大を背景に沖縄に集中する海兵隊の拠点をアジア太平洋地域に分散させる必要性が高まったとして、2000~2500人規模の部隊編成に再構成。グアムやハワイやオーストラリア、フィリピンなどに分散移転させる案などを立案していた。 計画の変更について議会筋は「グアム移転協定の再交渉を視野に入れた再協議が必要となる」との見通しを示した。 オバマ政権は向こう10年間で国防費約4
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