【ローマ31日】昨年12月29日にフランスでスキー中に事故に遭い、頭部を強打して意識不明の重体になった元F1王者のミヒャエル・シューマッハー氏(45)=ドイツ=が、リハビリを続けているスイスの自宅で家族の声に反応し、涙を流すようになったとイタリアのメディアが31日までに報じた。 最新の情報を伝えたのはコリエレ・デラ・セラ紙と、自動車専門誌のオートスプリント。「寝たきりの状態を脱し、筋萎縮を防ぐ治療を受けている時間以外は窓辺のいすに座り、目はちゃんと開けた状態でいる」「会話はできないものの、聞き慣れた声には目を動かして反応する」と同誌が伝えたほか、夫人のコリンナさん(45)や長女のジーナマリアさん(17)、長男のミックさん(15)の声に涙を流すことがあるとセラ紙は報じている。 シューマッハー氏については28日、フランスの新聞が元F1ドライバーのフィリップ・ストレイフ氏(59)=フランス=