アビジャン(CNN) 大統領選の結果をめぐり混乱が続くアフリカ西部のコートジボワールの情勢をめぐり、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)を代表する3カ国の首脳は31日、コートジボワールの大統領に居座り続けるバグボ氏に対し、退任要請の説得を1月3日に再度試みる方針であることを明らかにした。 11月28日の大統領選では一度公表された選挙結果を覆して、現職のバグボ氏が勝利を宣言した。一方、これに反発した野党党首のワタラ氏も勝利宣言し、両陣営が対立。バグボ氏に対してはワタラ氏陣営および国際社会から非難が高まっている。 バグボ氏の陣営は、ワタラ氏に対し、1月1日までにワタラ氏が拠点としている都市アビジャンからの退去を要求。一方、ワタラ氏陣営はバグボ氏に対し、12月31日夜中までの権限委譲と引き換えに恩赦取引に応じる考えを、先週行われたECOWAS加盟国首脳らとの会談で明らかにしていた。 ECOW
コートジボワールの主要都市アビジャン(Abidjan)で、アルサン・ワタラ(Alassane Ouattara)元首相が暫定政府を置くゴルフホテル(Golf Hotel)前でワタラ氏の大統領選当選を訴える支持者ら(2010年12月28日撮影)。(c)AFP/ISSOUF SANOGO 【12月29日 AFP】西アフリカ諸国経済共同体(Economic Community of West African States、ECOWAS)の特使としてコートジボワールを訪問した西アフリカ3か国の大統領は28日、前月の大統領選の結果を無視して大統領職に居座り続けているローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)氏と会談し、退陣しなければ武力介入もありうるとの最後通告をつきつけた。 コートジボワールの主要都市アビジャン(Abidjan)を訪れたベナンのボニ・ヤイ(Boni Yayi)大統領、シエラレ
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