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北朝鮮が5日、「休戦協定の白紙化」を宣言した。一方、米韓も最大級の軍事演習「キーリゾルブ」を11日から始めた。対抗して、北朝鮮も大規模演習を行う。――こうした状況を受けて、朝鮮半島は「一触即発の緊張状態」にある、との主張や分析がある。 だが、不測の事態や偶発的な戦争が起きる可能性は、限りなくゼロに近い。北朝鮮には、軍事紛争を起こす力はない。北朝鮮は国内を引き締め、金正恩体制を強化するために「戦争の危機」を演出している。米国との対話作戦は、2次的な目的にすぎない。 北朝鮮は、なぜ核開発を続けるのか。最大の理由は、石油がないうえ、通常兵器が劣化しているので、体制が崩壊しかねないからだ。北朝鮮は、石油を一滴も生産できない。中国やロシアからの輸入に頼っている。 北朝鮮が軍事行動をするには、少なくとも年間で300万トンの軍事用の石油が必要だ。さらに、中国やロシアが無制限に石油を供給する保障がないと戦
ひどい元部長、自分の給与を水増し…逮捕 38回も口座に振り込み、経理担当者が見抜いた翌月に退社していた 数千万円を着服、ブランド品買って旅行か 経理担当し元総務部長だった53歳
朝鮮半島では緊張が高まっており、今後さらに不安定さが増していくとみられる。北朝鮮は朝鮮戦争休戦協定の破棄を表明し、同国の人権侵害を指摘した国連報告書を偽造だと非難、米国に対しては「核兵器での先制攻撃」さえ警告している。 私は先週に中国を訪問したが、そこで面会した外交政策担当の高官らは、かつてほど北朝鮮への影響力は持っていないと口をそろえた。北朝鮮をめぐる状況が手に追えなくなりつつあるという発言は、それ自体、同国への厳しい対応で中心的役割を担うべきとの圧力から自らを守る意味合いもある。しかし、われわれはこうしたメッセージを真に受け取るべき時期に来ている。 今のところ、中国から北朝鮮への通常の外交チャンネルは機能していない。当局者が語ったところによれば、中国は北朝鮮側に何かを伝える際、財界のリーダーなどを通じた非公式な接触に頼らざるを得なくなっている。かつて毛沢東は中朝関係を「唇と歯のように緊
北朝鮮が、朝鮮半島の休戦協定を白紙化すると宣言するなど緊張をあおるなか、南北が共同運営するケソン工業団地では、緊張の高まりは見られず、北朝鮮にとって外貨獲得の貴重な手段となっている工業団地では、入居する韓国企業に、正常に操業させるねらいがあるとみられます。 北朝鮮は、朝鮮戦争の休戦協定や南北間の不可侵に関する合意を無効にすると宣言するなど緊張をあおっており、13日も人民武力省が、韓国のパク・クネ大統領の発言に反発して、報復するという談話を出しています。 しかし、南北が北朝鮮南部のケソンで共同運営する工業団地から13日に韓国側に戻ってきた関係者によりますと、現地では、緊張の高まりは感じないということで、トラックの運転手は、団地内の雰囲気や北朝鮮の従業員らに、これまでと変わったところはないと話していました。 また、進出企業の幹部も「車にガソリンを入れたときも、特に従業員から話しかけられるような
韓国のパク・クネ大統領が、朝鮮戦争の休戦協定を白紙にすると宣言した北朝鮮に対し、「軍事力のみに集中するような国は自滅するだろう」と非難したことについて、北朝鮮の人民武力省は、13日、強く反発する談話を発表し、「残るは無慈悲な報復だけだ」と重ねてけん制しました。 韓国のパク・クネ大統領は、先週、韓国軍の式典で演説した際、朝鮮戦争の休戦協定を白紙にすると一方的に宣言した北朝鮮に対し、「核兵器をはじめ軍事力のみに集中するような国は自滅するだろう」と厳しく非難しました。 これについて、北朝鮮の国防省に当たる人民武力省は、13日、国営メディアを通じて報道官談話を発表し、「イ・ミョンバク前政権の対決姿勢の踏襲だ」と強い反発を示しました。そのうえで、「これ以上、休戦協定の時効も、南北の不可侵宣言による拘束もないということを肝に銘じるべきだ。残るは、わが軍隊と人民の無慈悲な報復だけだ」として、アメリカとの
北朝鮮の戦術「打ち破る」=中国に変化の認識も−米大統領 北朝鮮の戦術「打ち破る」=中国に変化の認識も−米大統領 【ワシントン時事】オバマ米大統領は13日放送のABCテレビのインタビューで、北朝鮮の一連の挑発行為に関して最大支援国である中国の対応に変化がみられるとの認識を示した上で、緊張を高めることで交渉相手に譲歩を迫る北朝鮮の「(瀬戸際戦術の)パターンを打ち破る」と表明した。 大統領はこの中で、「北朝鮮は相手から譲歩を引き出して少し交渉し、それに退屈すると挑発行為を再開する。われわれはそのパターンを打ち破る」と強調。「悪い行為に報酬を与えない」と言明し、まず北朝鮮がミサイル・核実験を中止し、責任ある態度を示す必要があると述べた。(2013/03/14-00:53)
(CNN) 朝鮮戦争休戦協定の白紙化を一方的に宣言した北朝鮮は、挑発的な発言をエスカレートさせ、国際社会との対決姿勢をますます強めている。 朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は13日までに、「朝鮮戦争当時に休戦で使えなくなった銃弾をまだ持っている」という元兵士(80)を紹介し、「私を前線へ帰して再びライフルを持たせてくれ。敵に心ゆくまで銃弾の雨を浴びせたい」と話していると伝えた。さらに、北朝鮮各地で「銃を取ることのできる者はすべて、人民軍への参加を希望している」と報じた。 一方、韓国国防省の報道官は「北朝鮮のこうした言動は挑発行為につながる可能性がある」との見方を示し、その場合は「こちらもさらに強い決意と破壊力をもって対応する」と述べた。 北朝鮮に対しては、国連安全保障理事会の制裁強化決議に続き、米国も11日、独自の追加制裁を発表した。大量破壊兵器の開発に関与しているとして、朝鮮貿易銀行を制裁対
さて、東アジアの地政学的な状況についての中国側からの視点による興味深い論説記事を。 著者は中国共産党中央党校の発行する「学習時報」の副編集長です。 === 中国は北朝鮮を見捨てよ By デン・ユウェン ●北朝鮮の三回目の核実験は、中国にとって金王朝との長年にわたる同盟関係を考え直すいいチャンスだ。 ●いくつかの理由から、私は北京政府が平壌政府を諦めて、朝鮮半島の統一を進めるように圧力をかけるべきだと考える。 ●その理由の第一:イデオロギーを基盤にした国同士の関係というのは危険だからだ。もしわれわれがイデオロギーだけで同盟関係を選んでいたら、今日の中国が西側諸国ともっている関係というのは存在しなかったはずだ。中朝両国はたしかに同じ「社会主義国家」であるが、その間の違いは西側諸国と中国のそれよりも大きい。 ●第二の理由:中国の戦略的安全保障における、地政学的な「同盟国」としての北朝鮮の価値とい
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