ケニアの首都ナイロビで発生した選挙後の暴動で、バリケードを燃やす住民ら(2017年10月27日撮影)。(c)AFP/MARCO LONGARI 【10月28日 AFP】大統領選挙のやり直し投票が実施されたケニアでは、投票日翌日の27日も野党支持者が多い地域で暴力的なデモが続いた。投票日と合わせた死者は8人となり、ケニア情勢は危険な混迷状態に陥っている。 26日の選挙当日に起きた暴力行為によって投票が延期されていた西部ニャンザ(Nyanza)州では、選挙管理委員会のワフラ・チェブカティ(Wafula Chebukati)委員長が、職員の身に危険が及ぶ恐れがあるとして、投票を当面見合わせると発表した。 27日には、同国西部で激しいデモが行われ2人が射殺されたほか、首都ナイロビ(Nairobi)のスラム街でも衝突が発生した。 今回のやり直し投票では、野党連合のライラ・オディンガ(Raila Od