地誌のはざまに 神奈川県を中心に、また江戸時代前後を中心に、その地誌を掘り返して話題を取り上げていく予定です。関連する自作、他作の動画なども取り上げます。 TOP ALL Entry RSS tweet Facebook Hatena blog LOGIN blog Making まだ先日の続きが書き上がっていないので、小ネタで間を繋ぎます。タイトルは露骨なトリビア狙いですが、多分地元の人にとっては「なーにを今更」という話なんだろうなと思いつつ…。 「新編相模国風土記稿」は全部で126巻から成り、最初の数冊で相模国全体に関して「図説」「建置沿革」「山川」「芸文」の各記述がまとめられた後、各郡毎の図説と郡内各村の紹介という順で構成されています。最初に取り上げられているのが足柄上郡、以下足柄下郡、淘綾(ゆるぎ)郡、大住郡、愛甲郡、高座郡、鎌倉郡、そして三浦郡と続きます。 問題はその次で、116