リビアの首都トリポリ南部で、民兵組織間の戦闘で焼け焦げた車両(2018年9月22日撮影)。(c)MAHMUD TURKIA / AFP 【9月25日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は24日、武装勢力間の戦闘が続くリビアの首都トリポリで、直近の戦闘により子ども50万人が「差し迫った危機」に直面していると訴えた。 リビアでは今年8月に対立する民兵組織による戦闘が発生。同国保健省によると今月22日夜までに少なくとも115人が死亡、400人近くが負傷した。 ユニセフによると、トリポリ南部での激しい戦闘が停止した24日までの2日間で1200家族以上が避難を余儀なくされ、8月以降の戦闘により避難民の数は2万5000人を超えた。その半数は子どもだという。 ユニセフのヘルト・カッペラエレ(Geert Cappelaere)中東・北アフリカ地域事務所代表は、戦闘により子どもたちが大きな犠牲を