6月13日、オーストラリアのノーザン・テリトリーで、野良猫などの有害動物から絶滅の危機にある野生動物を保護するため、長さ185キロにおよぶ電気フェンスの設置が開始された。写真は10日アデレード近郊で撮影されたカンガルー(2017年 ロイター/David Gray) [シドニー 13日 ロイター] - オーストラリア北部のノーザン・テリトリーで、野生生物を保護するため長さ185キロにおよぶ電気フェンスの設置が開始された。野良猫などの有害動物から、絶滅の危機にある野生動物を保護する。 このフェンスは、ノーザン・テリトリーのアリス・スプリングス外側の約9450ヘクタールの広域を囲う。マンハッタンの約2倍の広さにあたるという。完成すれば、有害動物除けで囲まれた地域としては世界最大となる。 オーストラリア絶滅危惧種委員のグレゴリー・アンドリューズ氏はロイターに「野良猫が最大の脅威であるのは明らか。こ