ISIS傘下で、少女に自爆テロをさせるなどの残虐非道で知られるボコ・ハラム。ナイジェリア政府軍の掃討作戦で劣勢に ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムから、飢えたメンバーがナイジェリア政府軍に投降したことがわかった。 先月末、北部ボルノ州の町グウォーザで女性や子どもを含むボコ・ハラムのメンバー76人が政府軍に投降してきた、と今週AP通信が伝えた。メンバーはガリガリに痩せ衰え、食べ物を求めた、と報じている。 投降したメンバーは現在、政府軍の本部があるマイドゥグリで拘束されている。ここはボコ・ハラムが2009年に武装闘争を開始した都市でもある。ボコ・ハラムは昨年3月にISIS(自称「イスラム国」、別名ISIL)に忠誠を誓ったが、民間の自警団の話によると、他のメンバーも投降を望んでいるという。 女子学生200人を拉致した蛮行 ボコ・ハラムは過去6年間の武装闘争の間に少なくとも2万人を殺害。自